【感想・ネタバレ】黄昏のカーニバルのレビュー

あらすじ

読んで思わずニヤリ、じわーっと面白い7編。タイムマシンに記憶喪失、唯我論……斬新で楽しいアイディアがいっぱい! ――動くものは何もない。東京にあるのは白い死と、虚しく時を遡(さかのぼ)るテレビ番組の喧騒だけ。命だけ破壊する中性子爆弾で死に絶えた人間に代わり、コンピューター自らが意志をもって動き出した……。文明の終焉をペーソス漂わせて描く表題作のほか、「唯我独存」「21人いる!」など、パスティーシュの名手が贈る、珠玉のアイディア7編。

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Posted by ブクログ

この著者は切ないSFを書くのがうまい。
パスティーシュやユーモア作品もいいが、たまにはこういったしみじみとした話が多い短編集もいい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

短編の名前からまた珍妙なバスティーユかと思っていたが、SFの本質を突いた完成度の高い作品ばかりだった。
゛唯我独存゛のようなメタフィクションの作品が面白い。

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2011年04月23日

Posted by ブクログ

初めて読んだ作者さんです。

パスティーシュってのがよくわからなくて、調べたりもしました。
…が、僕にはちょっとよくわかりませんでした。。。

しかし、そんな言葉は置いておいて、
作品としては非常に読みやすく、面白いものでした。

なかには「どういうこと?」と思うところもありましたが、全体を通して「世にも奇妙な物語」のような雰囲気で楽しく読めました。

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2017年09月26日

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