あらすじ
「キリスト教」の世界一わかりやすい入門!
世界史を学ぶにも、文学を読むのにも、絵画を見るのにも、マンガを楽しむのにも必須の教養……。なのに、実際どんな宗教なのかはよく知らない。
そんな「キリスト教」について、twitterフォロワー10万人の超人気アカウントの中の人がゆる?く教えます!
とっつきやすく、面白く、だけどきちんとわかる本。
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この本は、キリスト教がどんなものかを知るための入門書……ではありません。世の中にはキリスト教の「入門書」がすでにたくさんありますけれど、その多くが「いやいや、これでもまだまだ難しいよ」とか「退屈で途中で挫折してしまう……」とか読む人に感じさせてしまうものです。
もちろんそれらの本はとても素晴らしい本です。挫折せずに読めれば非常に楽しくもあります。が、その楽しさや素晴らしさに到達するためのハードルはなんやかんや言ってまだまだ高め……。
と、いうわけで、皆様が手に取ってくださっているこの本は、そんな「入門書」を読む前に、キリスト教の基本的なところをざっくり知っておくための本、「入門書のための入門書」、言わば「超入門書」です。本書ではなるべくざっくりと、なるべく楽しく、キリスト教の基本を説明していこうと思います。気軽に読んでいただければ幸いでございます。
(――はじめに より)
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Posted by ブクログ
めちゃくちゃ読みやすくてわかりやすかったです!
ノンクリスチャンな私ですが、クリスチャンになるための方法や、その人たちが考えていること、また、聖書の内容についてもざっくり分かりました。
色々な本を読んでいるとキリスト教の内容がどうしても出てくるので、今後の一助になりそうです。
Posted by ブクログ
聖書やキリスト教について基本的な疑問に答えてくれる本。ひとりで趣味で聖書を読んでいるのですが、聖書を読んでて分からないことがあれば一旦この本に戻ってくるのが良さそうと感じました。キリスト教の全てが分かる訳ではないけれど、基礎知識を知るにはかなり役立ちますね!文章も読みやすくすらすら読めます。少し難しめな入門書も多い中で、こちらは格段に読みやすく馴染みやすい。
Posted by ブクログ
こちらの本を読むきっかけになったのが、子供の幼稚園がキリスト教だったからです。牧師さんがクリスマスに聖書のお話しをされて、聖書って面白いのではと思うようになりました。
聖書はやはり壮大な物語と著書も語られており、イエス様が生まれる前からのお話しとその後のお話しとで別れているということを初めて知りました。
そして光の話が科学ともつながっており、大変ロマンを感じました。
といっても本当に難しく固く説明されていないので、とても読みやすかったです。
イエス様が復活されて焼き魚を食べていた話は面白かったです。
敷居の高いと思っていたキリスト教ですが、とても身近に感じられました。
Posted by ブクログ
「義人はいない。一人もいない」
クリスチャン=いい人のイメージが強い世の中。
クリスチャンホームで育った私でさえそう思っていたが、それは幻想だと筆者は言う。
いい人しか入れない教会があったら、そこは誰も立ち入れないことになるだろう。教会は「私はいい人じゃないです!」と認めた人が立ち入る場所である。
Posted by ブクログ
非常に基本的、初歩的な事がうまくまとめられている。しっかりキリスト教を学んだ事は無かったが、概要を知ることが出来た。決して深く内容を知る本ではない。信者では無いのでこの程度で十分。まさに知りたかった事が書いてあった。
Posted by ブクログ
世田谷にあるプロテスタント教会の信徒が紹介する、親しみやすいキリスト教入門。
海外文学を読む上で、キリスト教が少しでも理解できたらもっと楽しめるんだろうなと感じる場面が何度もあり、手に取りました。
信徒である作者にとってキリスト教が安らぎになっていることが十分に感じられ、
後半の聖書ストーリーは、聞いたことのある人物の名前もたくさん出てきて、とても興味深く読めました。
Posted by ブクログ
色々な活字作品や映像作品のベースや部分的な設定にキリスト教を感じていましたし、身のまわりにもキリスト教的な事があるのによく知らないな。そして今の世界情勢に宗教を強く感じたりしていたときに本書を知り読み始めました。
本書はキリスト教の入り口を視界に入れられるところに向かって進み始める場所くらいなのでしょうが、それでも分かりやすく何も知らない自分のような者には楽しく読めてありがたかったです。
色々なことを理解する助けになりました。
今後はニュースも様々な作品もこれまでとはちょっと違う感じで見られると思いますし、自分の生活での考え方もいいように思えるかもしれません。
聖書ってなんか楽しそうかもとも思いました。
本当に辛いこと悲しいことに出会ったら「越えられない試練はないんだから越えてやる!」と思うよりも、素直に「神様、僕には越えられません。助けてください」と告白してしまう方が、いいんです。強がらなくていいんです。
なるほどな〜、と思った一文でした。
Posted by ブクログ
罪人 神様に与えられた能力をまだ生かしきれてない
イエスは私たちを救うために死んだ。このことを受け入れて告白した人がクリスチャン
神に対して怒る人はよく祈る人
アブラハムの子イサクを生贄にする場面
ー「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された」
過去がどうあれ、今悔い改めるのなら全て赦される
Posted by ブクログ
アダムとイブとかノアの箱舟とか、本や映画で引用されてよく聞くけどよく知らないを知りたくて手に取った1冊。無宗教の自分でも神様お願い...!と思うときはあるが、本当に信仰のある人の考え方にも興味があった。
クリスチャンの中でもいろいろ捉え方はある・難しい話があると思うけど、信じている人は各々のなかで筋が通った考えを持っていて、それが許容されていると理解した。聖書の中でも最後までいい人はいないし、常識外れのことも起きる、対価を求めない=コスパ度外視、因果応報が崩壊しているなど、どう捉えてもいいように書かれている(らしい)。どんな場面でも信じたいように信じていいのは確かに心強いかもとほんとに思った。信仰が一つに定まっていない分、本書のような解説書も書きにくいのかなとも感じた。
教会行ってみようか!とはまだ至っていないが、気が楽になる気もしたし、人生論として面白かった。聖霊とか罪とか、聖書の原文と日本語訳の差も気になった。
以下メモ。
・三位一体:子なるイエス、父なる神、聖霊
・キリスト教
ー東方教会ー正教会
ー西方教会
ーカトリック :ローマ教皇がトップ、聖母マリア、神父・司祭、ミサ
ープロテスタント:神様以外みな同じ、牧師、礼拝
・洗礼(パブステマ)
・祈りのネットワーク、敬虔なクリスチャン
・罪(ハマルテア):神様のコントロールから外れる
・因果律:AだからBである。
※宗教上なにか誤っていることを記載していたら申し訳ありません。
Posted by ブクログ
スラスラとすぐ読み終わった。
これ一冊でキリスト教の全てがわかる訳ではなく、うっすら興味をもつ「きっかけ」程度の内容。
すごく分かりやすく、なかなかクリスチャン本人には聞きにくい疑問への答えがざっくばらんに書いてあった。
すごく分かりやすいのに、読み終わると結局分からなくなる。
でも今はこれでいいのだと思えた。この本と出会ったおかげで、今まで手に取ることのなかったジャンルも「あり」だなぁーと読書の幅が広がったから。
Posted by ブクログ
借りたもの。
キリスト教の価値観をベースにした自己啓発本……
今を生きる、等身大のキリスト教徒のゆるーい考え方を紹介している本と認識。
教義の内容を学術的に解説したり、その宗派の解釈を一方的に主張した内容とは一線を画した内容が斬新で、ほっこりする。
ゆるーい姿勢(寛容)こそ本来の“宗教”だと思いださせてくれた。
日本の宗教観との違いも、なんとなーく分かるのではないだろうか。
直近の話題としても……特にアメリカ大統領選のニュースなどでセンセーショナルに取り上げられる、柔軟性がなく排他的で不寛容なキリスト教徒の一派……過激なデモをしているイメージがあり、抵抗があった。
それが現在のキリスト教徒の全てではないとわかっていても、“知らない”から自分の中で抵抗と反論ができなかった。
この本を読んで払拭される。
実際はそんなものとは無縁の姿勢の人達がいること、セム系一神教(ユダヤ教であれキリスト教であれイスラームであれ)は白黒はっきりつけたがると思ってしまいそうだがそれは誤解であること……
敬虔なクリスチャンなど存在しない。
人の正しい在り方をPDCAサイクルにたとえて、そのしんどさを指摘し、「自分で抱え込まないで時には神に任せろ」というのはイマイチ理解できなかったが……直観に委ねよ、時に失敗しても良い程度のニュアンスかも知れない。
一番印象的だったのは、“言葉”に関すること。
日本語翻訳などでも、どうしても引っかかってしまう「罪」という単語。「罪=悪い奴」という意味ではなく「罪=神様の思惑から外れている」程度の意味で、善悪の対立とは無関係である、とか。
ご利益という考え方は無いし、「救い」は自分の心の在り方の問題で、私は禅とも共通した、人間の自己内省のための宗教だと解釈した。
聖書は抽象的な書物で、大事なことを書いているけれど、すべてを書いていない書物だ。
……個人的には別にキリスト教徒にならなくても言わんとすることが理解出来たらそれでいいと思っている。
言葉の定義、受け取りてのニュアンスの問題で、多くの人を悩ましていたとしたら、聖書はもったいない書物だと思っている。