【感想・ネタバレ】基礎からわかるTCP/IP ネットワーク実験プログラミング 第2版のレビュー

あらすじ

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TCP/IPプロトコルの動作を実験プログラミングで学ぶ!
TCP/IPの動作メカニズムの詳細を理解するには、実際に動作を確認するためのプログラム作成し、解析することが最良の方法といえる。
この本では、IP、TCP、UDP、ICMP、IP(v6)などのヘッダを直接操作したり、生成するプログラムの作成をとおして、これらのプロトコルのもつ性質、メカニズムの本質を理解していく。
プログラムはC言語対応、OSは、FreeBSD、Linux対応。実験プログラムをとおしてプロトコルの詳細を学ぶのに最適の1冊。
2001年8月に発行された初版を、現状に合わせて改訂し、第2版として発行するもの。

第1章 TCP/IPプロトコルスタック入門
第2章 TCP/IPプロトコルとヘッダの構造
第3章 ソケット
第4章 パケットモニタリング実験
第5章 TCP/IP通信の識別
第6章 ARPの実験
第7章 IPとICMPの実験
第8章 TCPの実験
第9章 IPv6による通信実験

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Posted by ブクログ

低レイヤのネットワークの知識が必要になったので、長年積読してたこの本を読んだ。ネットワークが得意な諸先輩から紹介頂いた本だけあってとてもいい本だった(もっと早く読んどけば良かった)。
TCP/IPのプロトコルの概要、システムコールとネットワークに流れるパケットとの関係、TCPの状態遷移、IPv6対応のために必要となるプロトコル独立な実装方法などがわかりやすく丁寧に解説されているだけでなく、各レイヤーに対してプロトコルの裏を突いたhacking的なプログラムを実装して実験することで、深い洞察を得ることができる構成になっている。そのプログラムも本質に絞った実装になっていて、読みやすい。オススメ。

それにしても低レイヤの技術知識は寿命が長くて勉強しがいがあるなぁ。特にネットワークはインフラに関わるからどうしたって急激に変えられないし、IoTを引き合いに出すまでもなく制約の多い環境でのネットワーク接続は増える一方なので、この手の知識はまだまだ価値がありそう。
私が読んだこの本の第2版が2004年出版なのにも驚いたけど、このときももうすぐIPv6だーって書かれてるのにも驚いた。

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2018年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

TCP/IPの網の試験のための参照としてBSDを使います。
そのため、本書はBSDを使った事がない人にもお勧めできます。

網に関するプログラムを書いたら,
BSDを起動して、BSDとの間でも試験をするのを基本としましょう。

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2011年08月04日

Posted by ブクログ

ネットワークを勉強したい人には特におすすめの一冊

文章だけではなくて、プログラムを組みながら勉強できるので体系的にネットワークを勉強できます!


俺が面白いなと思ったのは


TCPのSYN・FIN・RST・ACKなどを送るプログラム

ICMP、ARPを送信するプログラム

IPv6のネットワークプログラム


などです!


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2009年10月04日

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