あらすじ
時は高度経済成長期の北海道。貧困の底にあった少年・影山博人が成長し、やがて釧路の夜の支配者へ……俊傑・もんでんあきこ×『ホテルローヤル』で第149回直木賞を受賞した作家・桜木紫乃の最強・盟友タッグが満を持して放つ、只ならぬ傑作にして超問題作、ついに解禁。
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すげえ。
原作の桜木紫乃はウィキによると「北海道釧路出身。中学生の時に原田康子の『挽歌』に出会い文学に目覚める。2人目の子供を出産直後に小説を書き始め、原田康子も所属した文芸誌「北海文学」の同人として活動。2007年に『氷平線』で単行本デビュー。作品のほとんどは北海道、特に釧路市近辺を舞台としている。「新官能派」のキャッチコピーでデビューした性愛文学の代表的作家であるが、人間の本能的な行為としての悲哀という描き方であり、過激さは低い。実家は理容室であったが、15歳のときに父親が釧路町に「ホテルローヤル」というラブホテルを開業し、部屋の掃除などで家業を手伝っていたという経験が性愛への冷めた視点を形成したという。」という人物。こりゃあ、すげえぜ。原作も漫画も読みたいと思ったのは久しぶり。漫画はもんでんあきこ。作品としての完成度が非常に高い。素晴らしいと言うしかない。
最高の文芸作品
高度経済成長期を描いた官能漫画。
最早、文学とも昇華される、高度経済成長期という歴史を
知る上での漫画と言っても過言ではない作品です。
引き込まれた
ヤンジャンアプリの方で無料で読んでたのですがどんどん引き込まれて続きが気になって購入。
もんでんあきこ先生の漫画をちゃんと読むのが初めてだったのですが
こんな色っぽい漫画を描く方だったんだ~!と感動。
ハードボイルドで影のある博人の渋いかっこよさ…!
原作小説も読みたくなりました。
原作の世界観そのままでした…!
もんでん先生は雪人でもコミカライズされてて、そちらももちろん素晴らしかったし、ご自身の原作漫画も本当に傑作揃いなので、こりゃ絶対間違いない!とは思ってましたけど、なかなかに気力を使いそうなので購入してから読むまでちょっと心の準備が必要でした笑
感想はもう…何も言うことはありません!
早くもヒロトロスです…