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匿名
再読〜!
スピンオフの「財閥オメガバース」が、発売されたので再読したが、個人的に「財閥オメガバース」を読んでからこっちを読んだ方がスッキリした。残念ながら、父の一清は登場してないが座敷牢に閉じ込められていた半年間の真路との一コマが何とも言えない気にさせられた。
真路は今〜冬吾と言う番を持ち自らの望んだ幸せな生活をしている。
しかし、、財閥 沙倉之家の呪いは続く。
それが、一清の息子真頼に降り掛かる。
家柄とバース性に翻弄されながらも、Ωであることを隠し懸命に生きていた真頼。
黎司によって人生が一変し、幸せを掴んだ真頼。
最後に、2人の子供の登場に癒されました。
少し恐ろしい
このお話自体は五代財閥の沙倉之と藤院の御曹司同士の恋愛。二人は子供の時に出会い、藤院黎司の方はすでに真頼に思いがあった。社長はアルファでなければならない。偽りの生活する真頼にアルファである黎司は反対に自分はオメガだと公言する。それぞれを思やる心、愛し合う二人はストーリー的には何も問題がない。それなのに恐ろしく思うのは真頼が子供の時に屋敷に幽閉されていた青年と出会ったことだ。彼は誰なのか。沙倉之財閥の嫉妬と愛憎。明かされていない事実が繰り広げられる。これはいわば序章に過ぎない。