【感想・ネタバレ】世界に通じる「実行力」の育てかた はじめの一歩を踏み出そうのレビュー

あらすじ

悩むのも迷うのも、当たり前。
その中から、自分だけの「北極星」を見つけよう。

年齢を問わず
激動の時代を自らの力と行動で切り拓きたいと願う
全ての人の背中を押してくれる一冊。
「はじめの一歩」を踏み出すための
具体的な方法や思考法を伝授! !

軽井沢の全寮制高校ユナイテッド・ワールド・カレッジ
ISAKジャパンが大切にする
自分らしい人生を生き抜くため「3つの力」とは……?

◎ISAKが大切にする3つの力◎
「問題設定能力」「多様性を活かす力」「困難に挑む力」

著者の小林りん氏が代表理事をつとめる学校、
ISAKには世界80ヶ国から生徒が集まる。
生徒の7割は返済不要の奨学金を得ており、
開校6年にも関わらず
国内外の著名大学が視察に来る。

生物の時間で倫理について考えたり、
歴史の時間に宗教の議論が生徒同士で始まったり……。
寮の中では経済格差が生む価値観の差に、
自然と生徒たちが向き合う。
本書では、著者が自らの紆余曲折の人生から学んだことも紹介する。

グローバルなだけじゃない、
本当の多様性の中でしか分からない
「学び」の本質が一冊に!

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Posted by ブクログ


憧れの小林りんさん。ブルドーザーのような実行力はどこから湧いてくるのか?そのヒントがつかめる本。ケーススタディとして事例、人物紹介もあり、わかりやすい。

娘が大人になる頃、booksmartでもstreetsmartでもなく、答えのない問題を仲間と粘り強く挑み幸せを実現できる人材が求められる時代かもしれない。世界は人が作り出すものだから、教育の与える影響は甚大。効果が数値化できないし、世間や親の価値観を正解とされがちなので、軽視されがちだけど、必要な教育、よく議論されるべき。別に子ども時代だけの問題じゃない。人生100年時代、リカレント教育も普通になるだろう。
娘にも読ませたい1冊。中学のサマースクールも行かせたい。

メモ

まず、leading self。内向きの問い。自分の感情を言葉で表すと、コントロールできるようになる。感情面での特性や、本当はどうありたいのか、根源的な欲求もわかってくる。何を大切にしているか理解しそれを追求していくポジティブな行動につなげられる。アウトドアの体験で、自分はなぜこのような感情になるのか要素分解して捉え直しコントロールできるようになる。
投資家ーこの人にできないなら他の人にもできない。それくらいのリスクはとる。
コンフォートゾーンを出ると、問いにつながる原体験が得られる、かも。新しい経験を積むと、自分が情熱を注げるものがわかるかもしれない。
日常のなかにも取り組むべき課題はある。
大きな課題を実行可能な単位に分解する。受験勉強のように。
そして、小さな身近な問題は、世界にもつながっている。
early small success
副業とか兼業で取れるリスクから取ってくのもあり。

次に、leading with others
デザイン思考 IDEO とか d.schoolとか。

権限を、移譲し責任は自分が取る
多様性を評価して活かす土壌があるか
日本の掃除の文化素晴らしい。汚さなくなる。テストでトイレ掃除をしてくれる人の名前が2週にわたって出る。
朝型生活。630-730、18-21は家族の時間。9時に寝て、5時に起きる。朝の限られた時間を有効に使えるようになった。メールが短くなり、人に任せるようになった。
自分はこんなもんじゃないのに、と悔しい思いをするかもしれないけど、一歩進んだ先の景色を見に行くかどうか。
断られた時こそ丁寧にお礼してアドバイスをもらう
寝る前に今日の楽しかったこと3つ言う訓練。楽観力は鍛えられる。
薩摩藩の人事評価。挑戦して成功した人が評価される仕組みか?
True North







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2021年11月04日

Posted by ブクログ

自分の内側の問いと外側の問いの見つけ方について、りんさんの人生やISAKの歩みを元に、元気が出るように書かれていた。

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2020年10月20日

Posted by ブクログ

優秀なだけでなく、世界を良くすることに真剣に向き合い、常に挑戦し、困難に直面しても心から信じることを実現していく、底力のある方。何を考え、どんな経験を経て今、ISAKの事業をしているのかが丁寧に描かれている。リーマンショックや台風など、自分ではコントロールできない困難が降りかかってもはねのける力強さや、心から世界を良くしたいという思いが伝わってきて、読んでいて清々しく力をもらえる。

まずは「内向きの問い」を「外向きの問い」に繋げることからやってみたいと思った。

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2020年07月29日

Posted by ブクログ

ISAK開校までの葛藤や道のりを詳しく書いてくれてて、やりたいことの「はじめの一歩」を始めようとする人たちの心に響くと思った。もちろん、わたしもエネルギーをもらった。

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2025年01月02日

Posted by ブクログ

どんなに困難な状況のなかでも前を向いて意思を持って生きていけばきっと活路は開けると思わせてくれる本だった。小林りんさんは完璧なエリートと思っていたが、実は紆余曲折を経てここにたどり着いていることもわかった。生徒の活動なども取り上げられていたが、とてものびのびとした教育環境なんだろうなと思った。

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2022年03月07日

Posted by ブクログ

この本を読んで、自分の原体験を改めて探ろうと思った。そうすることで自分の価値観がどう形成されているかを知ることができるから。

そして、この原体験からなる価値観に共鳴するものが「内なる情熱」に繋がる。これは若い世代のみの特権ではなく、何歳になっても得られるものだと、小林りんさんの言葉から知ることができた。

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2020年07月16日

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