あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
芥川賞作家が、覚悟の告発!
香港デモに対する目を覆う弾圧、コロナ禍で愛する祖国を地獄絵図に変え、
同胞人民を殺し続ける共産党政権を、どうしても許せない。
自らの幼少期の過酷すぎる下放体験の記憶と、今の苛烈な人権抑圧の状況を重ね合わせながら、
文学者として、日本の、そして世界の市民に中国における自由と人権の侵害に抗い、
状況が改善するよう働きかけてほしいと呼びかける、悲壮なメッセージ。
◎李文亮医師の警鐘が封殺され、情報が市民に知らされなかった結果、武漢で爆発的感染が起きた。
◎新型コロナウイルス蔓延は「中国政府による人災」だ。海鮮市場が感染源でないと、当局自らが認めた。
◎初動段階での意図的な情報隠蔽の裏で、「0号患者」に何が起きていたのか?
◎明らかに過少申告の公表数、恐るべき火神山病院の実態、封鎖で死ぬのを待つばかりとされた武漢市民たち。
◎習近平独裁体制こそが「情報隠蔽」の原因であり、習近平の面子のためにWHOに影響力を行使した結果、世界に感染が拡大した。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前半、ソースがよくわからない「だそうです」という話が多かったのが難点。
しかし
「だそうです」な話も、おそらく事実なのだろうな…と思わせる記述が続いていく。
隣国がこんななのに…
ただただ怖い。
Posted by ブクログ
芥川賞受賞の中国人作家、楊逸が自分の経験と調査から記した中国の実情。
中国で生まれ、日本に帰化するまで生活をしていた作家だけに信憑性はあるのだろう。
「なんでもありなんだ」と暗い気持ちになる。
実際、今行われているオリンピックでも、政府要人派遣を避けた国には意味不明なペナルティを出している。BGYがここでも活かされてるのか?