【感想・ネタバレ】わが敵「習近平」 中国共産党の「大罪」を許さないのレビュー

あらすじ

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芥川賞作家が、覚悟の告発!
香港デモに対する目を覆う弾圧、コロナ禍で愛する祖国を地獄絵図に変え、
同胞人民を殺し続ける共産党政権を、どうしても許せない。
自らの幼少期の過酷すぎる下放体験の記憶と、今の苛烈な人権抑圧の状況を重ね合わせながら、
文学者として、日本の、そして世界の市民に中国における自由と人権の侵害に抗い、
状況が改善するよう働きかけてほしいと呼びかける、悲壮なメッセージ。

◎李文亮医師の警鐘が封殺され、情報が市民に知らされなかった結果、武漢で爆発的感染が起きた。

◎新型コロナウイルス蔓延は「中国政府による人災」だ。海鮮市場が感染源でないと、当局自らが認めた。

◎初動段階での意図的な情報隠蔽の裏で、「0号患者」に何が起きていたのか?

◎明らかに過少申告の公表数、恐るべき火神山病院の実態、封鎖で死ぬのを待つばかりとされた武漢市民たち。

◎習近平独裁体制こそが「情報隠蔽」の原因であり、習近平の面子のためにWHOに影響力を行使した結果、世界に感染が拡大した。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

前半、ソースがよくわからない「だそうです」という話が多かったのが難点。
しかし
「だそうです」な話も、おそらく事実なのだろうな…と思わせる記述が続いていく。
隣国がこんななのに…
ただただ怖い。

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2021年08月19日

Posted by ブクログ

芥川賞受賞の中国人作家、楊逸が自分の経験と調査から記した中国の実情。
中国で生まれ、日本に帰化するまで生活をしていた作家だけに信憑性はあるのだろう。
「なんでもありなんだ」と暗い気持ちになる。
実際、今行われているオリンピックでも、政府要人派遣を避けた国には意味不明なペナルティを出している。BGYがここでも活かされてるのか?

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2022年02月12日

Posted by ブクログ

現実レベルでこの作家はいつ共産党に囚われられても不思議はない。そんな危険を冒しても書き綴った作家の共産党への怨みと同胞への愛情を感じる一冊。

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2021年11月17日

Posted by ブクログ

中国出身の芥川賞作家による習近平、というよりは文化大革命以来の腐敗まみれ・権力闘争第一の中国共産党の大ディスリ本。まあ少し妄想の部分もあるが、さもありなんという意味で読む価値のある本。故国を想う気持ちと、民主国家への体制変革を望むが到底無理だろうという諦念の気持ちヒシヒシと伝わってくる。実力がある分、北朝鮮より質の悪い、中国共産党独裁政権(習近平独裁政権)を壊滅させて、民主主義国家に移行させていかなければいけないと強く思う。

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2020年08月25日

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