【感想・ネタバレ】ドラえもん探究ワールド 動物園のなぞのレビュー

あらすじ

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動物園にはひみつがいっぱい。

探究ワールドは、ドラえもんのまんがを通して自然に知識が身につくと評判の人気シリーズです。
今回のテーマは子どもから大人まで大人気の動物園。身近な存在の動物園は、科学や種の保存、動物保護などあらゆることを学べる場所です。
その歴史や展示の工夫、飼育員をはじめとする動物園の仕事を知ることで、生命の大切さ、地球が置かれている環境問題についてふれることができます。探究する力を養うことができるまさに調べ学習にふさわしい内容です。これを読んで動物園に行けば、またあらたな発見がありますよ。

※この作品はカラーが含まれます。

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Posted by ブクログ

よこはま動物園ズーラシア園長:村田浩一先生の監修。ドラえもんの漫画を読みながら動物園のことを楽しく学べる。動物園の知識の解説とドラえもんの漫画のバランスが良い。動物園の展示技法やエンリッチメント、SDGsなど子供向けとは思えないほど最新の情報を盛り込んであって、非常に勉強になった。漫画は『ぞうとおじさん』が強く印象に残る。元々戦争と動物園の歴史に言及した溝井裕一先生の『動物園・その歴史と冒険』を読んだということもあるが、動物園史において切っても切り離せない戦争時における動物の殺害計画。漫画ではドラえもんの秘密道具でゾウは故郷のインドへ帰される。事実そうだったらどんなに良かっただろうか。巻頭の写真も少ないながらも、ズーラシアの裏方を見られる良いページである。動物園の人気者だったコウシロウくんの献花台の写真が使われており、園長先生の強い想いが伺える。動物園のことを手軽に、しかしながら深く掘り下げて知るきっかけになれる良い本だった。

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2021年08月14日

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