【感想・ネタバレ】自ら学ぶ子どもに育てる~息子2人が東大に現役合格した、ワーキングマザーの子育て術~のレビュー

あらすじ

夫の突然の事故死―。
6歳の長男、生後11ヵ月の次男を育てるワーキングマザーとなった私の目標はただ1つ
「息子たちを、生き抜く力を持った〈自立した人間〉に育てること!」。

6歳の長男、生後11カ月の次男を育てるワーキングマザーとなった著者は2人を東大に現役合格させた。
その実現のための工夫、努力、葛藤とは? 限られた時間の中で、いかに子どもたちと向き合ってきたのか。
その方法と秘訣は、多くのワーキングマザーたちを励ますメッセージに満ちている!


■目次

●第1章 子どもが10歳になるまでは、全力で向き合う

●第2章 幼い頃から"考える訓練"を習慣にする

●第3章 "環境づくり"が自立への近道
・1 特異なものを伸ばすための"環境"をつくる
・2 整った"環境"のもと、子どもの自由を尊重する
・3 自由な子どもは、おのずと自立する
・4 適度なプレッシャー&見守る姿勢を忘れずに
Column 夫との出会いと別れ、そして第2ステージへ

●第4章「生きていてくれて、ありがとう」が大前提
・1 子どもが生きていてくれるだけで十分
・2 子どもの良いところをたくさん褒める
・3 時間がないなかでも、子どもとの接点をつくる

●第5章 インタビュー
・長男 哲朗さん
・次男 聖志さん
・エピローグ 頑張っているお母さんたちへ

■著者 入江のぶこ
1962年、東京都新宿区生まれ。幼稚園から大学まで成城学園で教育を受ける。
大学生時代にフジテレビ「FNNスピーク」でお天気お姉さんを務める。卒業後、フジテレビ報道記者の入江敏彦氏と結婚。
カイロ支局長となった入江氏と長男と共にカイロへ移住。イスラエルで次男出産。
1994年12月ルワンダ難民取材のためにチャーターした小型飛行機が墜落し、乗っていた入江氏が死亡。
帰国後、フジテレビに就職。バラエティ制作、フジテレビキッズなどに所属し、
主に子育てや子どもに関するコンテンツの企画やプロデュースをする。
女性管理職としてマネジメントも行う。2017年7月に退職。
2017年7月、東京都議会議員選挙に出馬、港区でトップ当選を果たす(35,263票獲得)。
子ども2人は東大を卒業し、社会人となっている。
長男の入江哲朗氏は東京大学大学院総合文化研究科を修了し博士(学術)の学位を取得。
アメリカ思想史の研究者であり、映画批評家としても知られる。
次男の入江聖志氏は、東京大学教養学部を卒業し、民放テレビ局社員。

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Posted by ブクログ

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備忘録

・10歳までを目安に全力で向き合うよう心がける
・年頭の決意表明
・日記。親が付き添う。
・得意を伸ばし、可能性を広げるための環境作りに尽力する。子どもが自力で的確な意思決定をできるようになったら、親は関与しない。
・プロセスには干渉しないが、結果は必ずチェックを入れる。自らの言葉で報告させ、振り返りを行う。
・「子どもが生きて、この世に存在してくれるだけでありがたい」と思う気持ちが根底にありさえすれば、どんなことだって乗り越えられる
・一歩踏み込んだ意見も伝えながら、子どもをきちんと褒める。
・歯がゆい思いをする時期もあるが、次のステージは必ず訪れる。家族も含めたライフプランをしっかり練って備えておく。
・余計なことは考えずに日々を精一杯生きること。かもしれないに惑わされず、やりたいこと・やるべきことに集中する。人生は有限。

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2022年01月04日

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