あらすじ
本書の著者は、外資系企業の産業医として、年間1000件以上の面談を行っている。そして、これまでに1万人以上の様々な職種の人たちから、じかに話を聴いてきた。業種も、金融、コンサルティング、IT、輸送用機器、不動産、教育など多岐にわたる。外資系企業では常に厳しく成果を問われ、業績不調が続けば解雇されることも珍しくない。また中途採用が多いため、人間関係は一般的な日本企業に比べるとドライ。一人ひとりにかかるストレスは決して小さくなく、メンタル不調に陥ってしまう人も少なくない。ただそうした一方で、同じようなタフな職場環境にあっても、安定したメンタルで結果を出し続けている人もたくさんいるという。著者は、そうした「不安やストレスで悩まず、元気に前向きに働き続ける人たちには、どのような特性があるのか、何が共通しているのか」を、産業医面談の場で長年ヒアリング・研究してきた。本書は、「メンタルが(ストレスに)強い人に共通する考え方や習慣」を解説。
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Posted by ブクログ
ストレスに弱い=なよなよいじけるであり、怒りっぽいはストレスに強いと勘違いしていた。
意識的にOFFになる時間を設けたり、ストレスに悩まない人の7つの習慣を実践して、ストレス耐性を上げていく。
Posted by ブクログ
残業云々でメンタルやられないのもそうだけど、職場の人間関係や自身の不健康がメンタルヘルスに悪影響っていうのはちゃんと認識しておく必要あるなと思った。
自分の心がけで変えられることは多そう。
忙しさで潰れないように生きたい。
Posted by ブクログ
自分自身/周りの人(同僚、家族など)がメンタル不調になった時、また上司の立場になった時に気をつけることなどが具体的に記載されていてわかりやすかった。
リモートワークのときになんとなく調子が悪いかも、と感じていたタイミングだったので、ストレスに悩まないための習慣や、軸を使って自分の好きなことを可視化してみる、というのは参考になった。
自分が将来的に調子が悪くなった時には、こういう対処方法がある、ということを比較的健康な時に知れてよかったと思う。
Posted by ブクログ
正直あまり参考にならなかった。
本書は理論はなくあくまでも実証的に仮説を見出しているような気がする。それはそれで一部有用なのかもしれないが、やはりどのような理屈でこういうことが言えるのか、というところがいまいち説得力に書ける気がしてしまったのと、対処法が個人的にはしっくりこなかった。