【感想・ネタバレ】パパいや、めろん 男が子育てしてみつけた17の知恵のレビュー

あらすじ

ママ共感! パパ必読!

育児というデスゲームを生き抜くために

すべての子育て夫婦を救う、爆笑エッセイ

ネットで話題沸騰!

・男が出産前に買うべき三種の神器とは?
・男の育児は「とりあえずワンオペ」から
・理解ではなく「共感」が重要だ
・なぜ男は「お手伝い感覚」なのか?
・離婚に至る「四つの大罪」とは etc.

どうして夫は分かってくれないのか? その悩み、すべてお答えします!

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Posted by ブクログ

育児本では、何かと表面的というか、今まで聞いたことがあるような"良い"ことが書いてあることが多いが、この本では悪いこと・本当はそんなこと思っていたという本音の部分が包まずに書かれていて面白い。
極端な意見でもあると思うので、必ずしも鵜呑みする必要はないけど、良い刺激になると思う。できれば、よくある別の育児本を一度読んだ上で、育児中・これから育児という方は一度は読んでみてもいいと思う。最初に読む育児本としては劇薬すぎると思います。

著者は色々な事情により、ワンオペ?で子育てした父親で、自分の経験をもとに描かれている。

気になった箇所を特だししたい。
1.共感したのが習い事編。
親は子どもの才能に期待し、習い事ガチャならぬ、たくさんの習い事をさせることが多いのではないだろうか?そして、我が子、これが天才!才能があるのでは?と錯覚もするのでは?
ただ、大きくなっても本当に子どものためになっている、本人がやりたいと言って1年以上続くこと、なんてそうそうありはしない。
・親が自己実現のためにおしつける「習い事」になっていないか
・将来「ぜんぜん適正違ってた!」というのはお互いにとって不幸
・必死に取り組んで培った精神力は、他ジャンルでも役立つことがある
・子どもが自発的にやりたいと言うのであれば、全力でバックアップ
といった点を踏まえ、習い事を考えるのがよいだろう。あくまでも、習い事に希望を持たない方がいい。

2.子どものアンガーマネジメント
子どもがキレる、泣くなどの時、なぜ怒っているのか?という点を言語化・見える化することが重要。ただし、子どもは言語化が難しいので、著者は絵で図式かすると良いとのこと。
自分で言語化することは、子どもにとって重要な身につけるスキルだと個人的に思うので、自分の子どもに自我が芽生えたら付き合って練習してみたいと思っています。

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2025年09月04日

Posted by ブクログ

子育てのあるある!わかる!が面白おかしく綴られた一冊。
ママが言ったら非難されそうな発言も、パパが言うと素直に共感できることに気が付いた。ママたちは子育てに真面目になり過ぎているのかもしれない。同時に全国のパパもこれくらい悩め!ママに共感しろ!と思った。
ぜひ子育て中の(特にお手伝い感覚の)パパに読んでもらい、3日間ほどワンオペをしてみてほしいものだ。

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2020年08月13日

Posted by ブクログ

海猫沢めろんさんの本は、小説以外しか読んでいない。この本もそう。でも、僕は子供もいないし、独身だし、彼女もいないので、フィクションとして読みました。しかし、来るかもしれない未来のために、「『変化』して環境に適応できない生物は、いずれ死ぬことを理解してもらいましょう。」という言葉は肝に銘じておきます。ていうか人生全般もそうだよね。

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2023年03月05日

Posted by ブクログ

パパに読んで欲しいと感じる育児書の中で一番ライトで面白いと思う。
素直な感想が多くて、勧めやすいし、妻側からしても「長期休みは地雷」などの件は面白く頷きながら読める。

パパはちょっとした気付きに、ママは息抜きにびったりなエッセイ。

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2021年07月14日

Posted by ブクログ

子育てに関する男性目線の本って初めて読んだので新鮮だった。
特に、毎年子供にインタビューしてその記録を残すというのは女性にはあまり思い付かないし実行する暇がなさそうなので、男性ならではなのかなと感じた。
せっかくの子育て、母親だけに押し付けるのではなく父親や色んな人が関わることでみんなもっと楽しくなれそうな気がするのに、今の日本の大多数の状態はもったいないと思う。

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2021年02月12日

Posted by ブクログ

「あの」海猫沢めろんが育児エッセイ!?と衝撃のあまりに購入。著者に関しては『左巻キ式ラストリゾート』の印象がとても強かったので… でもこの本を読み進めるうちに、ある程度自分の「男性性」という属性に対する反省がなければメタ00年代萌え文化小説なんか書けないよな、と思い直すなど。言葉遣いのところどころに毒を滲ませつつ、主体的に育児に参加できない父親の心情を同じく「パパいや」な父親の視点から説明しているので説得力があった。今のところ子作りに縁がないし恐らくこれからもないのだが、後半部分を読んでいるとかつては自分もそうだった「子供」という未知の生物への興味が湧いてくる。まあその未知の生物の挙動を落ち着いて観測できるようになるまでがマジで地獄であることは嫌というほど分からせられたのでやはり持つつもりはないが。

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2020年09月22日

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