あらすじ
70歳を過ぎたら、食生活は変える!
認知症を防ぐ59の方法を網羅!
「はじめに」より抜粋
重大な事実があります。認知症は予防ができる病気だということです。認知症の予防は、食事と生活の中にあります。できることならば、本人が予防をしてくれたらいちばんよいのです。
ですが、取り組んでいるけれども十分でない人も大勢います。そうしたときほど、子どもの助けがおおいに役立ちます。子どもが認知症という病気を理解して、一緒に予防を働きかけてくれたら、親にとってこれほど心強いことはないでしょう。
目次
第1章 親が70歳を過ぎたら「朝食」は抜いてもらう
・空腹時間を長くすると、脳細胞が若返る
・朝食の代わりに「MCTオイル」入りのコーヒーを飲ませて
・10年後には5人に1人は認知症
・親がボケやすいかは、若いころの体型でわかる
・認知症を防ぐ、朝と夜に飲む一杯の水
………etc.
第2章 白い色の主食はやめてもらう
・認知症とは、脳の“糖尿病”である
・「3時のおやつ」に、あまいお菓子を食べさせてはいけない
・若いころのままの食生活を続ければ、“脳のゴミ”は増えていく
・「糖質制限」をしてもらうと、親がどんどん穏やかになる
・寿命80歳と100歳の人は、何が違うのか?
………etc.
第3章 「辛いもの」「苦みのあるもの」を食べてもらう
・地中海料理を食べている人に、認知症が少ない理由
・ボケてもらわないために、薬味をいっぱい使う
・脳の血管に効く、ゆでないブロッコリー
・「米ぬかパウダー」にはボケを抑える力がある
・ボケ防止にとても効く、コーヒーと緑茶
………etc.
第4章 親の「マイ乳酸菌」を知る
・親の便秘は認知症へのサイン
・「腸年齢」が若い親ほど、ボケにくい
・一人暮らしの親には、定期的に「酢キャベツ」を送ってあげる
・ボケにも長寿にもいい、味噌汁のすごい力
・もし親が意固地になってきたら、悪玉菌が増えています
………etc.
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
親をぼけさせない、という主旨の本だが、自分もそろそろの年代なので、自分事として読んでました。
この手の本は根拠がよくわからないところもあるが、とりあえず参考にしてみる。
読書メモ:
炎症=免疫が異物を退治し身体を治そうとする反応
朝食を抜く=食事と食事の間隔を長くとる →ケトン体が作られる→ケトン体の中のβ-ヒドロキシ酪酸には炎症を抑える働き
70歳を過ぎたら朝食を抜いて脳の炎症を抑える→認知症の予防
ケトン体には抗酸化作用もある
酸化と炎症が認知症の二大原因
ケトン体の産生量を増やすにはMCTオイルをとる
オートファジー=細胞の新陳代謝でリサイクルできなくなりゴミが残る→認知症
脳卒中を防ぐには硬度300mg/L以上の天然水がおすすめ 例えばエビアン
親をボケさせない方法
○朝食の代わりにMCTオイル入りコーヒー(紅茶)を飲む
○昼はカルシウムの豊富な天然水をのどが渇く前に飲む
○前朝一番と寝る前にアルカリ性の軟水を飲む、
○歩幅は広く無理のない速さで1日24分以上歩く
認知症=脳の糖尿病
糖質→腸で分解されてブドウ糖→エネルギー源 ブドウ糖が多すぎると使いきれない→高血糖→細胞の酸化や炎症 脳細胞でも酸化や炎症
血中のブドウ糖が増える(血糖値上がる)→すい臓からインスリン分泌→ブドウ糖を細胞に取り込む→ブドウ糖がエネルギーに変換→血糖値下がる
3時のおやつに甘いお菓子→血糖値スパイク→血管を傷つける→修復で厚く硬くなる→動脈硬化
白い色の主食は食物繊維が少ないぶん消化吸収が早い→血糖値を急激に上げインスリンを大量に分泌させる
糖化=糖質がタンパク質と結びつき劣化させる→AGE
解糖エンジン=ブドウ糖を燃料、瞬発力あるが持続力はない
ミトコンドリアエンジン=ミトコンドリアで働く。解糖エンジンから生ずるピルビン酸を取り込み燃焼。瞬発力ないが持続力ある。
白い食べ物とお菓子はやめる、ベジタブルファーストの食べ順、糖質の多いものを間食しない
高齢者ほど肉を食べたほうがいい=タンパク質の摂取
ステーキを週二回がベスト 飽和脂肪酸がよくない
ナイアシン 炎症を抑える。ミトコンドリアエンジンでエネルギーを作るのを助ける。
青背の魚、きのこ→きのこ鍋
フィトケミカル=抗酸化物質
薬味
ニンニク醤油、ニンニク味噌
ブロッコリー
エキストラバージンオリーブオイル
サラダ油=リノール酸→細胞膜を硬くする、炎症を促す 透明、半透明容器に入っている
マヨネーズ=70%はサラダ油
オメガ3脂肪酸→魚
プラズマローゲン→鶏の胸肉、ホタテの内臓
米糠パウダー
スパイス→カレー ご飯は減らす、市販のルーは糖質が多い
ミトコンドリア→低糖質、高酸素、高体温
高体温にはぬるめの風呂
善玉菌、悪玉菌、日和見菌 理想は2:1:7
バクテロイデス門=ヤセ菌 高食物繊維、低糖質、低脂質の食事
フィルミクテスト門=デブ菌 低食物繊維、高糖質、高脂質の食事
ネバネバ食品
酢キャベツ