あらすじ
□ 家事分担のことでしょっちゅうモメる
□ 片づけても片づけても、すぐに散らかる
□ 家が狭くて、いまいちリラックスできない
□ 子どもにとって居心地のいい部屋がわからない
□ 本当は、もっと家族とコミュニケーションがとりたい
……この悩み、「モヨウ替え」で解決できます!
<家に家族が揃う時間が増えた今、家事の不満が溜まっていませんか?>
毎日の食事づくりに、消耗が早くなった生活用品の入れ替えや買い出し、
脱ぎっぱなしの服や飲み終わったペットボトルの片づけ……
「家事が増えているのに、大変なのは私だけ!?」
浮き彫りになった家庭の課題を、今こそ解決しませんか?
<部屋を変えれば、家族が変わる!>
小さなことですぐにイライラ・モヤモヤしてしまうけれど、本当は「しあわせな家庭」をつくりたい。
家族全員が安心できて、助け合えて、やりたいことができる……
そんな家庭にするために、大切なことがふたつあります。
「家族の“関係”をしっかり育むこと」
「“環境”を家族に最適化させること」
関係とは、家族がチームのように協力し合うこと。
つまり家事シェアすることです。誰か一人が大きな負担を強いられている状態は不健全ですし、かといって家族の実力に合わないようなハイレベルなルールをつくっても「心地よい」とは言えないでしょう。Chapter1では、家族それぞれが無理なく協力し合うためのポイントを解説します。
環境とは、家族一人ひとりが自発的に生活を営むことができる状態のこと。
つまり、家族が自然に動いちゃうような、らくちんな部屋をつくってしまえばいいというわけです。この環境を最適化するために必要なのが、そう、「モヨウ替え」です。コンセプトづくりから家具選びのコツまで、この1冊でサポートします!
モヨウ替えは、時間(場合によってはお金も!)がかかり、暮らしに直結すること。だからこそ、家族全員が「自分ごと」として取り組みやすい作業でもあります。モヨウ替えで生まれる作業のなかで、家族間の対話を重ねることが、家族の関係をもっともっと深めていきます。
つまり、「関係」と「環境」の改善を一度におこなえる、一番手軽な方法なのです。
<迷ってしまっても大丈夫! 「モヨウ替えレシピ」を豊富に紹介>
・自分で衣類を管理できる ファミリーワードローブ
・子どものびのび、親もらくちん! キッズスペース
・自宅学習や在宅勤務が快適になる ファミリーシェアオフィス
など、多くの家庭の課題を解決してきた「秘伝のレシピ」をご紹介します。
ご家庭の状況にあわせて、アレンジも可能です。
<もくじ>
Chapter 0 “ほどほど”だってままならない。子育て家庭の苦悩!
Chapter 1 チーム化で家族のパフォーマンスを最大化させる
Chapter 2 家族の力が最大化する部屋づくり 手順編 <
Chapter 3 家族の力が最大化する部屋づくり モヨウ替えのレシピ
Chapter 4 子どもの成長に合わせた部屋づくり 巻末付録 モヨウ替えワークシート
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
子育て家庭の、部屋のモヨウ変えを主眼とした片付け本。忙しかったり、先に欲しい家具を見に行ったりして、ついつい主目的を忘れてしまいがちなモヨウ変えを、本気で成功させるため、付箋紙で困りごとや理想を書き出して、場所ごとに整理し、その中から3つ選んでモヨウ変えをするという、難しすぎないけれど、効果的と思われる手法が紹介されていて、大変良かったです。
試しに、自分の管理場所だけの整理をしようと試みて、でも付箋を出すのが大変だったので、PC上で行いましたが、理想を明確にする手順があるため、優先順位が付けやすく、頭の中も整理されました。自分の管理場所が終わったら、家族の共有スペースのモヨウ変えも、こちらの手法を試してみたいなと思いました。
本としては読みやすく大変良かったのですが、実際の例が3件だけだったので、続編としてで良いので、同じ作者さんの、実例ばかりを集めた本も読みたいなと思いました。
Posted by ブクログ
家族をチーム化し、家事育児をチームで分担する前提で、チームの力を発揮しやすい部屋にする、というコンセプトに共感した。家族と課題やルールをシェアしてコンセプトを作ってからモヨウ替えをする。自分だけでなく家族にとって使いやすい、自分がいなくても分かる状態にする。勝手にルールを決めずら家族一緒にルールを作ってから仕組みを作り、みんなの主体性を高める。どれも目から鱗。
Posted by ブクログ
具体例部分はほぼ模様替えについての本だったが、前半に前提となるとても大切なことが書かれていた。
家事育児の負荷の原因は、負担(手間)と不満感(不公平感)であり、それらへの辛さの感じ方が人によって異なるという解説に納得。まさに最近考えていたこと。
家事シェアをして、妻(夫)が一人で家事を抱え込まずに済むためには、部屋づくりのプロセスを通した対話と、家事動線がスムーズになるためのレイアウトでのコンセプト具現化が鍵になるのだなと思った。
Posted by ブクログ
家事をシェアする本を初めて読んだ。夫に発言権がないと自分には関係ないになってしまうケースにドキリとした。夫に家の悩みを相談して夫にも提案してもらい当事者意識を持ってもらいたい
間取りについて産褥期、未就園児、就学期と子育てステージにあわせて事例が多く載ってて参考にしやすい
衣類の管理が1箇所に一元管理しか例がなかったのが少し残念
Posted by ブクログ
模様替えのコツを知れた。
家族同士揉め事がなく家事を分担していくには、話し合いや認識共有が大事。
収納や片付けについて日頃から話し合っていれば、必然的に家事を意識するようになる。
自分の価値観だけで家事を進めると、そりゃあ家族間で意見の相違は生まれる。
役割が偏らないよう、名もなき家事や疲労が大きい家事にも全員が積極的に取り組んでいくべきだと思った。
Posted by ブクログ
家事を「仕組み化」して家族を「チーム化」して取り組もう、という趣旨の本だったけど、家事だけじゃなくて仕事にも活かせる内容だなと感じた。
「1人で抱え込まない」「完璧を目指さない」「相手のメリットを考える伝え方」…などなど。
家事だから、家の中のことだから仕事とはやり方が違うんです、って考え方の方が不自然なのかもしれない。
そんなことを考えさせられる一冊だった。
Posted by ブクログ
【片付け二段階右折の1ステップとして】
一般的な片付け本とはちょっと違い、"部屋づくりを始める前に考えること"が重点的に書かれていて、誰にでも活用できるのかなと思います。
この本で、まずどんな部屋にしたいか、テーマを決めて計画を練る。それから、具体的な収納テクニック本を読み実行するという流れで部屋づくりをすすめるとリバウンドせずに快適な部屋つくりができるのかなと思いました。
Posted by ブクログ
空間の使い方アイディア集だと思えば良い本たが、タイトルは嘘。一方的に仕組みを伝えるのではなく、対話の中で共に仕組みづくりをすることが大切とか、家具を買う前にコンセプトの洗い出しが必要とか、社会人なら当たり前。こういうことをやっても夫の協力が少ないから悩んでいるのに、と思うと、余計に腹が立った。強いて言うなら、今後子育て等で部屋のレイアウトを柔軟に変更していきたい人にとって、各人生のフェーズにおける事例が載っていたのは幸い。
Posted by ブクログ
家事をみんなでやる家に、模様替えしよう!って本。
模様替えを進めるには、細部からじゃなくて、最初は抽象的なコンセプトから決めていく。段階を踏むごとに細部になっていく。
その場所で何をするか、役割を定義すると決めやすそう。
「マイルールを押し付けない。提案型にする」というのは、めちゃ響いた。家事以外のコミュニケーションでも大事そう。
ーー
×掃除機はちゃんと家具をどけてかけるの!
⚪︎家では掃除機をかける時は椅子をテーブルの上にあげてその下も掃除するようにしない?
ーー
自分も勝手に相手のルール押し付けられたら戸惑う。
提案型にされると「それいいね!」ってなる。
反対されて希望が通らないこともあるが、妥協点を探して最低限御ルールにすることが大事というのも、ちゃんと覚えておく。。
「収納は人別に作る」のは、なるほどーだった!
家にあるものは次の3つに分かれる。
・自分のもの
・誰かのもの
・共有のもの
共有のもの以外は、すべて各個人の収納スペースを作ってそこにしまう。
「夫のハンカチだから夫がしまうのではなく、夫しか開け閉めしない引き出しにハンカチをしまうから夫が自分でしまう。」というのがわかりやすかった。なるほど。。
物が収まらない時の対処方法(分離と移動)や、家具の配置の考え方もわかりやすかった。
Posted by ブクログ
お互いの"保っていたい生活レベル"が合っていると、
こんな風に家事や生活の仕方も模様替えのレベルで工夫すれば、もっともっとより簡単に、ストレスを減らして暮らせるのかもな〜
我らの家族は、まずは生活レベルのすり合わせからだね…ww
Posted by ブクログ
さらっと読めて、すごく勉強になったというほどでもないけど、でも、そうよね〜と再確認する感じにはなったし、一応読んでよかったな。
コンセプトは共有しておく必要、確かにあるよね〜。