あらすじ
おうち時間をもっと快適に! シニアの方の片づけには、この先どう生きたいのか、どう暮らしたいのか、限りある日々を輝いてすごすための「夢と希望」が何より大切。予約のとれない幸せ住空間セラピストが、いきいき健康に暮らせるための片づけを伝授!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
よくあるような啓発書より、もっと具体的に何ができるかが書かれており、大変参考になりました。
自分本位にならないことがなんとも難しいように感じますが、相手の気持ちや夢と希望に寄り添い、片付けもあまり完璧を目指さず、通過点として1箇所にまとめるのもOKなら、自分にもできそうな気がしてきました。
筆者の方が関わってこられた多くの方の、夢と希望が湧いてきた様子を読んで、こちらまで嬉しい気持ちになりました。
定期的に読み返したいです。
Posted by ブクログ
生前整理と終活は違う
片付けは家族に迷惑をかけないようにではなく
人生を楽しむため、心地よい空間で過ごすため
捨てることにエネルギーを使ったり家族関係を悪くするためではない
YouTubeで人気になる理由がわかります
匿名
時に厳しい言葉ながら、誠実で真摯な人柄が感じられて、私にとって一番しっくりくる片づけのプロの書かれた本です。「モノに代わる夢があれば、喜んで捨てられる」本当にその通りだと思います。ある意味で年齢に関係なく、だれにも当てはまることです。ただ、年齢を重ねると、モノは増え、将来の夢はなくなっていくので、生活感覚も守りの姿勢一辺倒になりがちです。その結果、自分が快適に生活できる空間を死守する必要性は増すばかり。自分ばかりでなく、両親のことも少し理解できるようになりました。
Posted by ブクログ
実家を片付けたい人や、親に片付けしてもらいたい人に特にお勧めの本である。
本書が他のお片付け本と違うのは、シニア向けに特化した内容ということ。それに、下記の2つが提案されていることである。
1.モノは捨てなくていい
2.モノより大切なのは空間
一般的に片付けは、要るものと要らないモノを分けて、不要なモノを捨てるところから始める。しかし、本書では、いま過ごす場所を快適にすることを最優先事項としている。とりあえずモノを寄せて空間を作り、捨てることはいつかやればいいという考え方である。これは新しい発想だ。
「寄せる」のは緊急避難だが、高齢者に限らずどんな家でもそこからスタートした方が、とっかかりやすく、しかも幸せな暮らしにつながりやすいと言う。5000軒以上のお片付けをしてきた著者の、経験に基づくアドバイスなので、「なるほどそういうものなのか」と勉強になった。
古堅式4ステップ片付けは、以下の通りだ。
1. 収納の中を全部出す。
2. 今使うものと今使わないものに分ける。
3. 今使うものは収納に戻し、今使わないものは段ボール箱に入れる。
4. 1年経って段ボール箱を開けなかったら、箱ごと捨てる。
しかし、シニアや高齢者は、仕分の途中で疲労困憊してしまい、せっかく出した収納の中身をそのまま元に戻してしまうことも少なくないという。
そこで、古堅式5ステップーシニア版として下記の通り指南している。
1. ライフラインの確保
2. 生活導線の見直し、
3. ものを寄せる
4. 空間を作る。
5. いつも使うものは出しておく。(収納の中に無理にしまわなくても良い)
きれいに片付けるのが目的ではなく、片付けることによってできる空間で何をしたいかに焦点を当てている点が、人に寄り添った考え方だと感じた。
・この家をどうしたいのか?
・何をやりたいのか?
・どういう空間にすれば、ワクワクできるのか?
この3点を明確にし、レイアウトを考えて、空間を生み出していけば、普通の取捨選択から始まる片付けよりは、敷居は低くなりそうだ。
シニア世代のお片付けの味方になる本である。
Posted by ブクログ
音声メディア「ボイシー」で、社会派ブロガーちきりんさんが紹介していた。
とりあえずユーチューブを見たら、物がてんこ盛りの家を、凄い勢いで片付けていた。
オシャレな片付けじゃないけど、本を読んだら考え方がよくわかった。
例えば、年をとると、家で過ごす時間が増えるので、何でもかんでも捨てちゃうと寂しくなるとか。
案外、1ヶ所スッキリすると、ほかも片付けたくなるらしい。
Posted by ブクログ
ライフラインを確保し、移動しやすい生活動線をつくり、ものを寄せ、空間をつくり、いつも使うものは出しておく。収納指数に近づける。ティッシュと屑籠をセットにする。まだまだあるけど今回これだけ。
自分の片付けでないことを明確に意識する。