あらすじ
世界はいかに“発見”され、認識されていったのか。マルコ・ポーロの『東方見聞録』から、コロンブスら探検家たちによる大航海時代、ジェームズ・クックによる太平洋の島々の発見、19世紀の極点制覇まで。大英博物館地図室長をつとめた地理学史家が、貴重な歴史的地図約220点に沿って探検史・地図史を詳述した、世界全史と言うべきものが本書である。幻の土地を求めて未知の海を進み、冒険を重ねた人類の知――それが徐々に全地球を覆っていく地理的発見の歴史を、多彩なエピソードと共に余すところなく描きだす。
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Posted by ブクログ
楽しかったー
スタフォード の「実体への旅」を読む前に読んでおきたかった
マルコ・ポーロから20世紀まで、探検地図を辿ることで、探検の歴史がみえてくる
Posted by ブクログ
現代は衛星を使い、地球の表面が手に取るように分かるが、3次元の視点を持つことが出来なかった時代の冒険に満ちた地球の把握の歴史。
探検家の人達の死を恐れぬ探究心の大きさ。誤解と偏見に満ちた探検史だが、それもまた未知の世界を把握するためのモチベーションとして機能した。