【感想・ネタバレ】よしきた、ジーヴスのレビュー

あらすじ

お笑い街道ばく進中。英文学史上もっとも滑稽な数十ページといわれたキテレツ表彰式の章をを含む、天才ウッドハウスのナンバーワン長編。

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Posted by ブクログ

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2組のカップルの婚約とおばさんの借金解決に奔走するけれど何をやっても空回りのバーティー。どうにも八方塞がりな状況にジーヴス登場!作戦は別荘での火事騒動。最終章『終わりよければすべてよし』が全てを物語る楽しいひと時♪。ウッドハウスの新作を日本で同時期に読めていた時代があったというのも驚いた。

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2021年12月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ジーヴス二冊目です。
今回は一冊通して可愛い従妹の婚約を建て直し、自分に降りかかりそうなメルヘン史女との縁談を他所に落ち着けて大立ち回りをしています。
面白かったけどジーヴスで長編はもういいや。

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2014年08月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 オチのジーヴスの計略がドSすぎて笑った。ご主人を夜通し走らせるってひどすぎるだろ!しかもバーティーが笑いものになることで皆丸く収まって…。ジーブスは本当に心理学者か総理大臣になったほうがいい。バーティーは結果的に困るだろうけど。

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2012年03月09日

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ネタバレ

友人や従兄の悩みを解決するために乗り出したウースターのてんてこまいさに笑い、最後のジーヴスの解決法に感心する。共通の敵を作るってのは少年漫画の基本!

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2011年11月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

バーティーの元に旧友が訪ねてきた。引きこもりのイモリマニア、ガッシー・フィンク=ノトル。いや、彼が訪ねた相手は正確には助言者としての名声高いジーヴスだったのだが。ともあれ友人の恋わずらいに尽力しようという極めて理想的な主従の会話に「英国では不適切な」白いメスジャケットが影を落とし、不穏な雰囲気に。ミスターイモリ氏の恋に、従姉妹の婚約解消、叔母夫婦家の混迷…問題が山積するブリンクレイ・コートで孤軍奮闘するバーティー。アイデア冴えわたる今回はジーヴスに頼らず自力でどうにかできるのか?舞台をロンドンからウースターシャーなるダリア叔母さんの私邸ブリンクレイ・コートへ移した長編。周りのこじれた人間関係に悪戦苦闘するバーティーの語りがメインで、彼の賢明とはいえない作戦と裏目裏目にでる結果が若干冗長で飽きもでてくるが、ダリア叔母さん(なんで妙齢の女性はみなあくが強いのか)達の強烈なキャラと毒舌と問題行動が要所要所でメリハリをつける。あの内気なガッシーにスピーチを押しつけたツケが、『マーケット・スノッズベリーの寵児』のとんでも表彰式!トム・トラヴァース氏が、名もない校長が、そして友人バーティーまでもが吊るしあげられる始末。はちゃめちゃぶりは今作一番の見せ場かもしれない。これだけでも相当な精神的ダメージを受けたであろうハーディーなのに、極めつけは『ジーヴス復活』以降ラストに至る展開。ジーヴス…絶対に、絶対に敵に回したくない男だ。恐ろしすぎ。それでも笑い飛ばせるブラックユーモアが妙味だ。

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2012年03月02日

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