【感想・ネタバレ】図解即戦力 リース業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書のレビュー

あらすじ

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本書は、リース業界に入社したばかりの新人や採用を目指す学生、リース業界と関わりを持つパートナー企業やクライアントを対象に、リース業界の儲けの仕組みと業界の全体像、具体的な仕事の内容を1冊にまとめた書籍です。リースというと、一般には複合機のようなオフィス機器が思い浮かびますが、実は、建設機器や飛行機、医療機器など、幅広い業種を対象にリース業務は行われています。顧客に資金を貸す代わりに、物件を購入してそれを貸し出すリースのビジネスモデルは、いわば一種の金融業であるともいえます。こうしたリース業界は、現在、激変のときを迎えています。リース取引に対する会計基準が変更され、これまで資産としてみられなかった船舶、飛行機、倉庫などにも、バランスシートへの記載が義務づけられようとしているのです。そうなれば、リースの会計上のメリット、事務効率のメリットが薄れ、業界に大きな損失を生む可能性があります。本書は、いろいろな意味で注目を集めるリース業界の現在と将来を、1冊で見通せる教科書です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

これからリース業界で働く人、リース業界に投資を考えている人にとって、リース業界の全体像がわかる一冊になっている。

【学べたポイント(要約)】
・リース利用で初期投資が少なくて済む
・金融機関の与信枠の影響を受けないで済む
・ファイナンスリース(中途解約不可、リース料の総額がリースするものと同額)
・オペレーティングリース(中途解約可能、全額回収しない)
・リース業界が狙う4大市場(医療介護、環境、航空機、グローバル化)
・可能性(新興国、自動車以外のメンテナンスリースの広がり、定額制から従量制)

【行動ポイント】
・一部書籍の内容に古さを感じたので最新情報をキャッチアップ(市場規模、リース業界地図)
・高配当株投資の一環として、個別企業を分析し、投資するか検討

【一言まとめ】
投資の観点から読んだが、リース業界全体をざっくりと理解でき、目的を達成できた。これを踏まえ、投資対象に入れるかさらなる勉強、分析が必要になる。

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2022年11月02日

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