あらすじ
高2の茜は、誰からも信頼される優等生。しかし、隣の席の青磁にだけは「嫌いだ」と言われてしまう。茜とは正反対に、自分の気持ちをはっきり言う青磁のことが苦手だったが、茜を救ってくれたのは、そんな彼だった。「言いたいことあるなら言っていいんだ。俺が聞いててやる」実は茜には、優等生を演じる理由があった。そして彼もまた、ある秘密を抱えていて…。青磁の秘密と、タイトルの意味を知るとき、温かな涙があふれる―。文庫オリジナルストーリーも収録!
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Posted by ブクログ
髪の毛が真っ白で傍若無人のイケメンとまじめな女の子。よくある設定だなと思って読み始めると案の定。
まじめな女の子は真面目過ぎることに息が苦しくなり、イケメンの傍若無人さに救われるというストーリーだったので途中まではガッカリしていた。
しかし、私が目を見張ったのはイケメンが女の子のことを好きになった理由。
小学生の時に果敢に 正しいことは正しいと自分よりも年上で力も強い男の子に対して向かって言って、泣かされても笑顔でイケメン君に大丈夫?と声を掛ける勇ましさ。
イケメン君が恋に落ちるのも納得。男ってこういう芯が強く正しさを持っている女の子に弱い。
女に恰好のいい女の子が徐々に日常生活の中で弱っていき、作り笑いしか浮かべられなくなる現実を久しぶりに会った男の子が突きつけられる残念さ。
凄く共感が出来て、そのために一生懸命頑張っている姿でこの小説の印象ががらりと変わった。
こうした大人になるに連れて窮屈な思いをすることは当然あるが、そこから救い出してくれるこの物語は大人になっても素敵な話として読める。
間違っていることは間違っている。正しいことを正しく実行することの清々しさを教えてくれる小説でした。
Posted by ブクログ
描写が大好きすぎる。
透明な気持ちで読んでました。
こっちまでドキドキしました。
でも青磁最後までムカつく!!謝れって思っちゃった
でもそういうところが良い人なのかな???
Posted by ブクログ
面白かった。泣けた。
序盤は茜に感情移入。読み進めていくうちに、青磁の優しくて素敵な一面が見えてきて王子様か?と。恋人とも友達とも言えない2人の関係に胸がくすぐられた。
空の表現がたくさんあって、自分もこれから空の色んな表情をちゃんと見ようと思えた。