【感想・ネタバレ】腸内細菌の逆襲 お腹のガスが健康寿命を決めるのレビュー

あらすじ

腸内細菌はこれまで私たちの健康の味方と考えられてきた。しかし最新の研究で、現代人の食生活の乱れ、ストレス、抗生物質の乱用などによって腸内細菌が異常に増え、お腹の張り、ガス、下痢や便秘を招く小腸内細菌増殖症=SIBO【シーボ】の原因となることがわかってきた。現在、1700万人もの日本人がSIBOによるお腹の不調に悩まされている。慢性的な疲れ、だるさ、集中力の低下、がん、動脈硬化、心不全、肝不全といったあらゆる症状や病気につながるSIBOを防ぐための食事と生活習慣を、腸のスペシャリストがくわしく解説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 消化能力が弱かったり(老化、高年齢を含む)、食べ過ぎたりすると、小腸に過剰な栄養分が入り、吸収されない糖は
小腸内をただよい、糖をエサとする腸内細菌が小腸で異常に増える。それにより、腹部の張り、ガス、下痢や便秘を招く。SIBO(シーボ)、小腸内細菌増殖症が発症。1700万人の日本人が原因不明のお腹の不調に。検査は内視鏡で粘膜変化を捉えるかラクツロース呼気検査。予防・改善は、低FODMAP食、青魚、オリーブオイル、鮭、紅茶などを。アルコール、カフェイン、加工食品をやめる。規則正しい生活を。

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2023年07月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

同著の『腸のトリセツ』は一般向け、本書はより専門的な印象。両方とも、おなかの不調の原因と対策を探るための助けとなる本だ。読んで小腸について知らないことが多いことに気づいた。
正常な小腸は大腸より細菌が少なく、ガスが見られないが、腸内細菌が小腸で過剰に増えて様々な不調が起こる。それがSIBO(小腸内細菌増殖症)であり、症状は過敏性腸症候群と似ている。患者がおなかの不調を訴えることも、医師の聴く姿勢つまりストレスが原因と決めつけないことも両方重要だと思った。

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2021年01月04日

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