【感想・ネタバレ】１日５分で親子関係が変わる！育児が楽になる！ＰＣＩＴから学ぶ子育てのレビュー

加茂登志子

精神科医の「１日５分で楽になる」子育て。

NHK「あさイチ」「ウワサの保護者会」などで紹介され、大反響の子育てスキル『ＰＣＩＴ（Parent Cｈild Ｉnteｒaｃｔｉoｎ Tｈeｒaｐｙ）親子相互交流療法』を初書籍化！

PCITは、子どもの心や行動の問題、育児に悩む親のためのプレイセラピーと行動療法に基づいた心理療法で、アメリカで開発されました。
特に２～７歳においては多くの科学論文でその効果が証明されています。
現在では、ヨーロッパ、オーストラリア、台湾など世界に広がっています。
日本でもメンタルクリニック、療育施設、児童相談所などで採用されています。


一生懸命に子育てしているのに、どうして上手くいかないのだろうと思うことがありませんか。
「言うことを聞かない」「乱暴」「落ち着かない」などの子どもに悩み、育児困難を感じている保護者の皆さん、ぜひ、このＰＣＩＴのスキルを試してみてください。
子どもとの関係がよくなって、大声を出さなくても怒らなくてもきちんとしつけができるようになります！

論より証拠！
エビデンスに基づいたPCITのスキルが家庭でもできる！
「１日５分の特別な時間」を精神科医の先生が案内します。

[ブクログ · ★★★★★]

1日５分、愛犬と向き合ってみようと思う。

Memo
子供との会話スキル＝「pride」スキル
Praise 具体的に褒める(△)…ここでの状況把握して、褒めるっていうのはあんまり出来てないかも
Reflect 繰り返す(？)…まだ話せないので評価せず
Imitate 真似する(◯)…よく子供の遊びを真似してると思う
Describe 説明する(◯)…状況の説明は得意
Enjoy 楽しむ(◯)…二重丸

[ブクログ · ★★★★★]

PCITを詳しく知りたい方におすすめです。具体的に何をすればいいかが項目ごとにすっきりまとめられているので、大変読みやすく、即日実行できます。親子関係に困難を抱えている方も、これからイヤイヤ期を迎える方も、育児が楽になるかもしれません。

[ブクログ · ★★★★★]

声かけについては他にも専門書があり、様々な教育書育児書で語られているが、具体的で実行しやすいものが多かった。

[ブクログ · ★★★★★]

早速うちの4歳児に使って見ました。
見事に協力してくれたり、気がきく行動が増えていると実感しています。
素晴らしいです。

[ブクログ · ★★★★☆]

子どもとの関わりにおいて非常に参考になる本。
治療が必要でない普通の子どもに対しても有効だと思う。

特別な時間、Don'tスキルとDoスキル、効果的な命令の仕方など。

他の育児書にも書いてあったようなこともあるが、すなわち普遍性があり、効果的な接し方なのだろう。

[ブクログ · ★★★★☆]

モンテッソーリ教育に通じるところのある、親子関係の構築に関する育児書。
権威的な親になること、子ども主導の特別な時間を設けることなど、しっかりとした親子関係を築くための方法がわかりやすい。

[ブクログ · ★★★★☆]

PCITには2段階あり、1日5分の特別な時間で実施していく
こども指向相互交流（CDI）...子どもリードで遊びつつ親子関係を改善・強化
親指向相互交流（PDI）...親リードで遊びながら命令をきく練習
→現状息子は命令が通りやすいので、日常にCDIを取り入れていきたいなと思った


PCITの効果はECBI（アイバーク子どもの行動評価尺度）を用いて実施
問題事象の発生頻度と、親の困り度を評価する
→問題事象だけが問題ではなく、親の困り度によって「何を解決したいか」が変わってくると認識した


Doスキル（CDI）
具体的に賞賛すること
　できて当たり前のことや作品も具体的に褒める

子どもの言葉を受け止めて繰り返すこと
　語尾をあげたら質問になっちゃうので注意
　不適切な言葉はスルー

子どもの遊びのまねっこをすること
子どもの行動実況をすること
　事実だけを述べる

一緒に遊ぶことを楽しむこと
　表情豊かに明るいトーンで優しいボディタッチを。


命令方法（PDI）
直接的に
肯定的に
一回に一つだけ
具体的に
発達に合わせて
普通の声で
前後に説明をいれて
必要な時だけに

[ブクログ · ★★★★☆]

子どもへの指示が通らなくて困り果ててる場合にはトライする価値がありそうと思ったが、実際に厳密にサポートなしで進めるのは難しい印象を持った。要素だけ理解して部分的に実践することは出来そう。

[ブクログ · ★★★★☆]

親子のコミュニケーションのあり方について、わかりやすく、取り組みやすく説明されている。
子育ての中での声かけを振り返るいい機会だった。

[ブクログ · ★★★★☆]

思春期は命令や権力に敏感、という箇所が自分には刺さった。というか、軽い気持ちで自分がする質問が命令や批判につながって、子供の自尊心を損ねかねない、そういうところにびくっとした。
5分間の特別な時間、自分は実践しないと思うけれど、日頃の声かけを振り返ったり、気をつけたいと思う点を発見できてよかった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

読み始めてから、意識して、子どもへの声かけを気にかけるようにしてるんだけど…なかなかに難しい。これでいいの？もっと他にも言い方あるよね？この場面ではどういう言い方が最適解？と会話しながら頭の中は「？」だらけ。まあ、いきなり変わるというのは難しいとはわかっちゃいるが…自分に対しても、子に対しても、待つ力をもちたいものです。本の内容がどうのこうのというより勝手に想像してた中身と違ったので星３つ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

これを実践したら、親も成長できる。

子どもの問題行動って、親の関り合い方が問題だったりする。このPCITを行うことで、子どもというよりは親自身が変われるんじゃないかな。
ただ、慣れるまで親も子もかなりの辛抱が必要。そして家族みんなの協力がいる。
それを乗り越えたらとても良い方向に向かえそう。実践できるかなぁ...