あらすじ
ねがいの種子が芽吹く、からだのおくそこで――
雨の日にだけ現れる不思議な骨董店で、遠い昔に失くしたはずの祖父の形見をみつけた颯(そう)。
異質な空気を纏う店主・月路(つきじ)に、ぜひ譲ってくれと頼むが、
この店で代金として貰うものはお金ではないという。
不敵な笑みを浮かべる月路が出した条件は
「僕の子供を産んでください」――――?!
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ダークファンタジー?
骨董がキーワードの世界観。
雨の日にしか開店しない骨董屋には、後悔を抱えた客が迷い込む。インテリア会社の営業をしている颯がその店に入ってしまったのも必然。店主の月路に見染められたのも。祖父との思い出の時計を譲り受ける対価として、月路の子どもを産む事になったが、それは颯の命と引き換えだった。
主人公の2人はあまり表情が動かないので、淡々と話が進んでいく感覚。
匿名
良き良き!
読んでいて、本の内容にのめり込んでました笑
切なさもあり感動もあってファンタジーな感じなのにそう感じさせない内容だなと思いました!
もっともっと2人の生活が見て見たいし、2人の子どもが生まれたあとの家族の話とかも読みたい!🤭
お幸せに
ファンタジーな設定も相まって素敵な世界観がよきです!
徐々に心が近づいていって最後は二人が幸せになってよかったです!
二人の子育てのお話も読みたいので続編希望です!
Posted by ブクログ
☆4.0
人外攻め。
結局子供は?あと何ヶ月で作んないといけないの?大丈夫?とか、雨がないと生きられないんじゃ?片目対価に人になったの?とかわからない部分も多いんだけど、雰囲気あって良かった。
電子シーモア 白抜き
Posted by ブクログ
▼あらすじ
雨の日にだけ現れる不思議な骨董店で、遠い昔に失くしたはずの祖父の形見をみつけた颯(そう)。
異質な空気を纏う店主・月路(つきじ)に、ぜひ譲ってくれと頼むが、この店で代金として貰うものはお金ではないという。
不敵な笑みを浮かべる月路が出した条件は「僕の子供を産んでください」――?!
***
ストーリーの完全度:やや高い
トーン:せつない・ほのぼの
エロ度:普通〜やや高い
萌え度:普通
総合評価:★4.0
丸々一冊表題作。ファンタジー色強めな作品でした。
雨の日にだけ現れる不思議な骨董店、店に入れるのは大きな後悔をしている者だけ、店主である月路は店に囚われている不思議な存在…何となく、「XXXH●LiC」を思い出させる作品だなぁと思いました。
ストーリーはそこそこ面白かったのですが、月路が子供を産ませようとする理由についてはちょっとモヤッとしてしまった…。
だって産まれた子供に店を引き継がせたら自分が自由になる代わりに今度はその子供が店から離れられなくなる訳で。子供に自分と同じ使命を背負わせる事について多少なりとも悩む様子とかあれば良かったけど、月路も颯もその辺については全く触れないので何だかなぁ…と(-_-;)
あと、結局あの店は何の為に存在していたのか、ドゥードとは何だったのか、そもそも月路は人間なのか、なぜあの店で店主をしているのか…その辺の謎が最後まで明かさないまま終わってしまったのが少し残念でした。
でも、最終的には月路も店から解放されて颯としっかり結ばれるのでハピエン好きとしては満足なラストでした。終わり良ければ全てよし、ってやつですかね(笑)
個人的にはもう少しストーリーに深みが欲しかったところですが、雰囲気は良かったですし、作中でちょいちょい挟まれるエロシーンもえっちくてその辺はかなり良かったです。
カバー裏も地味に面白いので必見です。
そ~いう感じなんだ~
ん~不思議な物語だったな~
もっと違う感じの内容だと思ってたんだけど
まさかの異世界?もの?
ま~ただのって訳じゃなく世界に縛られてるのを
ぶっちゃけ愛で受けが救い出すみたいな笑
悪くはないけど私向きじゃなかったかな
ん?
結局彼らはどういう存在?子供は結局産むの?消化不良で終わった感じ。
雰囲気を楽しむものかな?でもいきなり得体の知れないもの突っ込まれて気持ち悪いだろう…懐柔されるにしてもちょっと無理があるのでは…
雰囲気だけで
本格FTでもないのに何をBLに期待しているといわれればそれまでだが、結局どういうことなのという疑問しか残らなかった
雰囲気に流されてエッチシーンを楽しむにしても、消化不良感がはんぱなかった
とにかく回収できていない伏線で首まで埋まって終わりというのは勘弁して欲しい