あらすじ
デジタル先行配信!
百田尚樹独占インタビュー5時間半!
百田尚樹は“ヒーロー”か“ぺてん師”か――
5時間半にわたる独占インタビューで
本人が初めて語った「百田尚樹現象」の本質とは?
見城徹、花田紀凱、小林よしのり、西尾幹二、藤岡信勝ら、
百田現象に影響を及ぼした関係者の実名証言も多数収録。
当事者の言葉から2010年代の日本を象徴する社会現象の謎に迫る。
電子書籍にて先行配信。
* * *
ブレイディみかこ氏(ライター・コラムニスト)、絶賛!
「目を閉じていても現象は消え去らない。
壁を超えてみるまでそこにあるものは見えない。
書かれなければならない作品が、
読まれなければならない時に出て来た」
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百田尚樹は、2010年代の日本を象徴する社会現象とも呼べる存在だ。
彼の言葉には多くの批判が集まる一方、数々のベストセラーを生み出してもきた。
賛否両論を巻き起こしながら、彼が日本中の注目を集めるのはなぜか?
百田本人のインタビューに加え、見城徹、花田紀凱、小林よしのり、西尾幹二、藤岡信勝ら関係者の証言をもとに、
百田の「放送作家」「小説家」「右派論客」としての3つの顔に迫る。
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Posted by ブクログ
あやしい表紙ですが、内容はしっかりしていました。
百田尚樹を知ったのは、岩手県盛岡市のさわや書店が、当時ほとんど注目されていなかった『永遠のゼロ』という小説を約10,000冊も売ったというニュースだった。読んでみたものの、印象に残るような作品ではなかったため、その後も特に読むことはなかったのですが、時折、Twitterでの排外的、差別的な発言が話題になっていたりしていて気にはなっていました。
そんな中で手に取った本書は、百田本人も含め、問題になった『日本国紀』を出版した幻冬舎の見城徹にもインタビューを行うなど、著者が丁寧に取材を重ねており、”百田尚樹現象”なるものを通して見えてくる現代社会の姿がスッと腑に落ちた。
百田現象を説明するために「新しい教科書をつくる会」をかなり詳細に振り返っている点も、最初は「?」と思ったが、読み通してみると納得できるものだった。