あらすじ
乙女ゲームの悪役令嬢に転生した元日本人の上坂芹那は、無実の罪で王太子に婚約破棄されたあげく殺される最悪のバッドエンドを迎えてしまう。もし再び生まれ変わることができたら、今度こそゲームのように幸せな恋をしたいと願う芹那であったが、次に目覚めるとゲーム本編のエンディング後の世界で“続編”の悪役令嬢アリステアに生まれ変わっていて!?
続編は未プレイ。破滅フラグを折りたくても、攻略法がわからない! もはや恋愛するどころではなく、ひとり絶望するアリステア。――しかし謙虚で愛らしく“妖精”と讃えられる美少女アリステアを周囲が放っておくはずもなかった。隣国の侯爵令嬢やハイスペックな家族など味方が次々と増えてゆき、攻略対象のはずの婚約者はアリステアを断罪する素振りを一向に見せない。なぜかみんな悪役令嬢のアリステアに優しくて……!?
無自覚に愛される悪役令嬢が幸せを掴む乙女ゲーム転生譚!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
ほぉぉ...
ゲームの世界に転生する話はテッパンになっているけど、これは更にヒネリが加わってるようです。
物語のヒロインは2回目の転生、ゲームのヒロインは夢の旅人のつもりだった...はぁ~そんな断罪の方法があるんだ!!感心しちゃいました。
転生者がいっぱい出て来ます。何でそんなに、の理由らしきものも最後に描かれます。後妻のお義母様(元バリキャリ)が心強い味方でした。
ただ、アリステアのこの先に幸あれ、と願います。お兄様にも会えそうかな。
よかった!
ストーリーの作り込みがとてもよく読み応えありました!
転生者が複数いることや、各国でヒロインと悪役令嬢のシナリオが発覚する事、ハラハラとしました、物語は完全完結せず、第1章?みたいに主人公が追放されて、その背景までで終わりました。
他国に行く前で終わったので
先が気になって仕方ないです!
表紙絵に良い意味で騙された
悪役令嬢ノベルで男性向けとは?と興味もあって購入しましたが、確かに『男性向け』だと感じました。
コメディ要素は殆ど皆無、女性向けには殆ど?無いダークさが際立ってると思います。終わりの後半部分は主人公目線は全く無くなり、全て周りの人物達が立ち回って主人公の代わりに前半にあった数々のフラグを回収しています。
重ねてですが、女性向けではほぼ無いであろう罪を犯したその後が重かったです……
兎に角周囲の人物が色んな意味で複雑で、軽い気持ちで読んではならない作品だと思いました。
ストーリー全体は重みもあって読み応えたっぷりあったので、続編がどうなるのか期待しています。