【感想・ネタバレ】もしも、私があなただったらのレビュー

あらすじ

大企業を辞め福岡に戻った男。
東京から追ってきた、友人の妻。
人生の半ばを過ぎた二人は再出発できるのか――。

大企業を辞め、故郷の博多で小さなバーを営む藤川圭吾の前に、かつての同僚の妻・美奈が現れた。
心の通い合いを強く感じる啓吾だったが、あるひとつの疑念が頭を離れない――。

人生の半ばを過ぎた男女が再出発に向けて研ぎ澄まされていく。
企業の倫理、愛情の深淵をあますところなく描きこんだ長編恋愛小説。

解説・池上冬樹

※この電子書籍は2006年に光文社より刊行され、文藝春秋より2020年5月に刊行した文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

もしも、私があなただったら
もしも、あなたが私だったら
表題になっているフレーズが、
文中でも度々キーワードとなっていた。

作中舞台が、福岡という(個人的に)身近な土地であったこと、行動の動機が謎に包まれた美奈の言動に翻弄されあっという間に読み終えてしまった。

思っていたより
シンプルな結末に落ち着いた感じ。
官能的な表現が多かったのが少し恥ずかしさもあったが最後まで面白く読めた。

0
2020年12月09日

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