あらすじ
Sランク冒険者パーティの一員で特殊スキル『死者蘇生』をもつ青年リヒトは、その力を恐れた国王の命令で仲間に裏切られ、理不尽に処刑された。しかし自身のスキルで蘇ったリヒトは、人間たちに復讐を誓う。そして古きダンジョンに眠る凶悪な魔王と下僕たち―ヴァンパイア、希少亜人、ハイエルフ姉妹―を蘇らせる……。でも。意外とほんわかした面々にスム～ズに受け入れられ、サクッと元仲間には復讐完了！ さらに魔王軍とダンジョンに侵入してくる冒険者たちをバッタバタと蹴散らし、伝説のネクロマンサーから竜人族やエルフ族、果ては隣国の女王（実は妖狐）までも仲間に引き入れて――！？ 人間に復讐を誓った最強ヒーラーは、いにしえの魔王軍とマイペースに世界を掌握中。 ※電子版はショートストーリー『触らぬ神に祟りなし』付。
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スラスラ読めました
「死者蘇生」っていう能力は他の物語でも良くありますが、本当に「死者蘇生」ということだけに特化しているのはこの物語ならではないでしょうか。チートとはいえ、主人公本人の単純な力量は高くなく、周りの個性あふれる仲間たちの方が断然強いというスタンスです。ですが、普通に馴染んでいる主人公にどこか不気味さを感じ、また物語は流石ダークファンタジー。常識ってどっちが間違っているか見方によって変わりますもんね。
作者の力量アップに期待
物語の構成は悪くない。私の嫌いな物語としては、主人公のレベル表示とか、登場人物全体のIQが低いとか・・・
そういった要素なく、作者はきちんと物語を作って説明しようと見受けられ、好感は持てた。
個人的に、復讐もののダークファンタジーが好きなジャンルだから頑張って欲しいと思っている。
しかし、まだ力量が低い・・・
おつかいイベントが淡白だったり、人物描写が味気なかったり。
特に、主人公を見捨てた元パーティーメンバーがダンジョンに来たんだから、復讐ものの醍醐味で、色々会話を交えるべきでしたが、そんなイベントなくあっさり終わったのは残念だったな・・・・・・・・・
まだ王様が残っているから、今後に期待かな。
こういった点が改善されれば星５と評価しました。
シリーズ作品レビュー
