【感想・ネタバレ】入浴ヤンキース 分冊版 1のレビュー

あらすじ

松井竜哉と黒田大河は各地を遠征しながらケンカでテッペンを取ろうとしている2人組…ではなく、実は極上のひとっ風呂を求めて銭湯巡りしているだけだった!! 不良×銭湯のバリバリお風呂コメディ!!

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ヤンキー銭湯へ行く

ヤンキー二人が銭湯めぐりをするコメディ漫画。

主人公は松井竜哉と黒田大河という二人の高校一年生のヤンキー。
各地を転々としている二人は「タイガー&ドラゴン」と呼ばれている。
よくしゃべる方でケンカと口喧嘩の強い松井と、無口で冷酷なヒットマンと称される黒田。
周りのヤンキーたちからはシマを荒らしに来ていると思われケンカを吹っ掛けられては相手をボコボコにしている。
そんな松井と黒田は15歳の時に銭湯に出会ったらしい。
今回二人が行ったのは、石神井台の『たつの湯』だ。
今も薪だけでお湯を沸かしているボイラー式なので大きな煙突がある。
木札を鍵替わりにする下足入れを抜けると男女で入口が分かれており、入るとすぐ脱衣所になっている。
通常470円で入れる銭湯を1回440円で利用できる都内共通入浴券を用意するくらい銭湯にハマっているらしい。
壁に富士山が描かれているたつの湯でいい気分になっていると先ほどボコボコにしたヤンキーたちが入ってきた。
どうやらここは彼らの秘密基地らしい。
先に上がった松井と黒田を追ってヤンキーたちもすぐ上がったが二人のリラックスした様子に戦う気がうせてしまうのだった……。
ヤンキーがあまり喧嘩をせずに銭湯を楽しむという斬新なアイディアの作品だった。
作者の銭湯に対するこだわりがきちんと描写されているのが読み取れた。
続きが楽しみ。

#笑える #アツい #シュール

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2021年06月01日

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