【感想・ネタバレ】さむらい道(上) 最上義光 表の合戦・奥の合戦のレビュー

あらすじ

最上義光、山形に立つ。父・義守との家督相続争いや天童・白鳥氏、そして伊達氏らとの峻烈な内憂外患をいかに乗り越え、山形に君臨することができたのか!? 伊達政宗との抗争から上杉軍と激闘を繰り広げた一六〇〇年九月の〝北の天下分け目の戦い〟まで、義光の「負けまい、勝つまいの戦」を見よ! 山形在住の直木賞作家による渾身の長編歴史小説。
(本文より)
遠国の大名を滅ぼして天下統一をくわだてるのは覇道であって、義光の考えるさむらい道とはあい容れない。武辺にのみ頼る武士は、それによって身を滅ぼす。義光はそう思っていた。
(目次より)
一章 小僧丸/二章 人質/三章 本懐/四章 御所の方/五章 四面楚歌/六章 天童合戦/七章 宿敵/八章 その君の名を

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Posted by ブクログ

最上義光というと狡猾なイメージを持っていたが、この本の中ではそのように描かれていなかった。周りの登場人物を知らないこともあり、なかなか頭に入らなかった。

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2021年12月18日

Posted by ブクログ

父から疎まれ、謀略により廃嫡され青年期まで人質として過ごす最上義光。辛抱の末、家臣達の助けにより山形に戻り父を追放、山形の戦国大名となる。天童氏、伊達氏など東北の国人達と争いながら版図を広げるが、中央では秀吉が天下取りに王手をかけていた。惣無事令、秀次成敗、関ヶ原と難局を切り抜ける義光の姿を淡々とシンプルに描いた一代記。

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2021年02月14日

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