【感想・ネタバレ】また、本音を申せばのレビュー

あらすじ

「週刊文春」の連載エッセイが一冊に。記念すべき第21弾!
名作映画「この世界の片隅に」をみながら疎開体験を苦く思い起こし、終戦の日々を書き残す。大病から生還し、青春時代から愛読した太宰治や、坂口安吾の長編ミステリを読み返す。久しぶりに書店へ行って最新海外ミステリを選ぶ楽しみ――。

「週刊文春」で『人生は五十一から』連載が始まってから21年。途中でタイトルが『本音を申せば』に変わっても、面白い本も映画も、東京の思い出も尽きない。
2017年4月、脳梗塞で入院した顛末は、『生還』(2019年3月刊)に詳しい。本書は、2017年から2019年、足掛け3年にわたるクロニクルである。

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Posted by ブクログ

脳梗塞で入院生活を過ごし今は車椅子生活らしい。あの小林信彦がと思わざるをえない。左側に麻痺が残っていて、幸い右手は健全なので文章を書ける。少し壮絶な感じがある。山口瞳を思い出す。

古い映画の話が多いのだが、それと地続きで今のカルチャーも視野にはいってくる。心眼があるので断定的な物言いが心地いい。

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2020年08月23日

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