【感想・ネタバレ】公爵の小さな妖精のレビュー

あらすじ

“非常手段でいっきに解決”――それが公爵からのプロポーズだった。

「デューク! 待て!」ソフィーは逃げ出した犬に鋭く命じた。すると歩道を歩いていた男性が突然立ち止まり、大おばの愛犬デュークは磨き上げられたブーツに激突した。「止めてくださって助かりました。この子が行方不明になったら、大おば様のお世話係を首になり、田舎に送り返されるところでしたわ」彫像のように美しくたくましい男性と言葉を交わすうち、彼の物憂げで苛立たしげな様子に気づいたソフィーは頬を赤らめ、しゃべりすぎたことを悔やみながら逃げるように立ち去った。このハンサムで陰のある紳士がデューク――公爵の称号を持つ大貴族で、ほどなく彼と愛なき婚約をすることになるとは夢にも思わずに。

■人目のある道端でトラブルに巻き込まれたソフィーを助けるため、とっさに彼女との婚約を公言した公爵。嘘から始まる身分違いの婚約劇の、思いがけない結末とは……。心を閉ざした公爵と、愛を夢見る健気な乙女のドラマチックなシンデレラ・リージェンシーです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「デューク、待て!」という犬を呼ぶヒロインの声に立ち止まってしまった公爵(Duke)のヒーロー。
ヒロインは嘘がつけない性格で、明るく人のいいところを見つける天才、お喋り好き。
ヒーローは公爵夫人にふさわしい完璧な女性を探しているけどヒロインに惹かれてしまう。
ヒーロー目線も多くて、ヒロインのことが気になってしょうがない様子にニマニマできる。
ただヒーローには亡き婚約者の影がつきまとっていて、その辺りがヒロインとギクシャクしてしまう要因となる。
そんなあれやこれやも楽しめた。
犬が出てくる作品は良作の法則(犬好き)

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2020年09月27日

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