あらすじ
記憶喪失の俺はなぜかクラスメイト、幼馴染、女友達の美少女三人から毎日アプローチを受けまくってる。男なら誰もが憧れるシチュエーションの日々、羨ましいだろ？ ……この中に俺を殺そうとした子がいる以外は。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2巻、了。苦しみはある人には続くのだろうがそれが恋をすると言うことを記した終わり。
1巻は主人公と三人娘の関係や彼を殺そうとしたのが誰なのかが、主人公の記憶を取り戻す毎に明らかになってゆくミステリー仕立て。真犯人が明らかになって主人公が好きな女の子が誰なのかが明らかになってからの2巻はつらい。好きになってくれなかった彼女の心境を思うと、ラブコメ的軽口で綴っている2巻ラストがつらい。
こんな展開にした主人公に『School Days』の伊藤誠を見た。
三人娘の特に色町の下ネタセリフが可笑しくて雪縫の男っぽさが心を打つ、可笑しい綺麗な怖い主人公にムカムカして女の子に同情する、作品でした。
ひとりの少女のために最高点
Posted by ブクログ
ヤンデレというものについて、一言で言い表わすのは不可能なほどジャンルとして日本のサブカル文化に根付いてしまった中で、これまた新たな一面を描いた本作。
主人公の何が彼女達を狂わせるのかといえばそれは偏に常人離れした優しさであって、そういう意味では主人公も人並外れた精神をしているのだろう。
しっかりと読者を裏切る展開を用意してくれていて、綺麗にまとまっていたので2巻が出てると聞いた時には驚いた。続きが気になるけど読めないんだろうな〜と思ったので嬉しい誤算。
たまげた！
この作者さんは一体何者？？？
あくまでも個人的感想でしかないだろうけど、巧い上手過ぎるし。
腰抜かしたわ。
あとがきを読んだ限りでは、続きがあるのかな？
内容的には1巻で完結でも良い気がするが、どういう展開に持って行くのかも知りたいかも。
四角関係を秀逸に描いた小説
登場人物の内面葛藤が多い作品。殺人未遂事件の謎解き云々よりも、キャラクター描写を楽しむ小説ですね。漫才的なシーンも多いが、肝心な部分は嫉妬や狂気を描いてシリアスに締める。まあ死人が出るわけじゃないんですが。
ヒロイン役にはヤンデレセクシー美人、貧乳毒舌、天然幼馴染と王道パターンが出揃っている。そのへんは手慣れた感じ。その中でも色町紙織が一番重視されてるかな？
あとがきによれば、次巻も予定されてるらしい。
つまんない
恋愛物っぽい、推理させられてしまうような推理小説？
けれど、ネタはどんでん返しではなく、意外に描かれているだけの順当なものでした。
無理やりな分、矛盾点が多いのは仕方がないと思いますが、そのしわ寄せか盛り上がりもなければ感動もなかったです。
読み終わった感想は、疲れただけでほとんど何もない。
内容もダラダラなので飛ばし読みしてるうちによく分からなくなりましたが、火曜サスペンスのように最後の数ページ見ればおおよそストーリーの全部が分かってしまいます。
正直、良いレビューが多く評価も高かったので購入してみたが、全くの期待外れでした。
シリーズ作品レビュー
