あらすじ
先月できたばかりの、五十階建てのタワーマンション。
高校生の俺こと荒木陣は、買い物帰りに、妹の舞と一緒にそれを見上げる。
おとぎ話に憧れる舞は、そのマンションを、お城みたいと表現した。
お城ならお姫様がいるはず。お姫様に会いたい……そうつぶやく舞。
だが俺は知っている。お姫様なんて、俺たちには関係のない存在だ。
そう思っていた俺だが、世の中は俺が願うほど、単純ではなかった。
おとぎ話のような――俺には関係のない存在だと思っていた、お城の住人。
その一人である真堂礼と、俺はふとしたきっかけで出会う。
そして俺は知った。
俺の前にいる礼は、お姫様ではなく、学園のアイドルでもなく。ただの、可愛い女の子なんだと――。
感情タグBEST3
続編あるよね?
うむ。
なかなかに興味の沸く作品だったけど、終わり方が終わり方なので、もちろん続編ありますよね?
まだまだ序章的な一端の様にしか思えなかったので。
将来的な展開は何となく見えたけど、それは頭の中での妄想って事で。
続編を大いに期待♪
ラブコメ作品というよりは
家族思いの主人公とポンコツお嬢様のお話。真堂礼(表紙)が同じクラスの荒木陣の家へプリントを届ける事から二人の交流が始まります。礼は過去に陣に助けられそのお礼として陣の妹の相手をしたり陣を気遣いますが、陣は家庭環境(父子家庭)の為か礼の事を特段意識しておらず、この巻では二人の間に特別な意識は生まれません。その為、ラブコメ作品とするなら物足りなさがありました。疑似家族ものという印象が強かったです。
イラスト買いなら
イラストで注目してためし読みで、購入決定しました。
しかし、読みはじめてためし読みで読んだところ以降は、正直なところ微妙な感想でした。
ストーリー全体というか作品の雰囲気や大筋の流れは、こういったダダ甘系?かはわかりませんが恋愛ものとしては高評価な感想です。
気になったのは登場人物たちの考え方かなぁ。会話の流れや台詞のチョイスが少し違和感を感じさせられました。