あらすじ
博多から上京した寂しがり屋の少女・あゆを変えたのは、あるプロデューサーとの出会い
だった。彼への溢れる思いを作詞でしか伝える手段がなかったあゆ。やがて気持ちを確認
し合い、愛し合うようになった二人は、“浜崎あゆみ”を瞬く間にスターダムに伸し上げ
る。しかし、それは別れの始まりでもあった。歌姫誕生に秘められた、出会いと別れの物語。
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Posted by ブクログ
令和2年発売、出てすぐに買ったものの積読していた本作。
ドラマ版は田中みな実先生の怪演?が話題になりましたよね!観てないんですが…。ただ、Wikipediaであらすじを読んだところによるとだいぶ小説版とは違ってエンタメ性を加えてあるようです。
小説版は、何を隠そう浜崎あゆみモロ世代、高校生の時大ファンであった私には響きすぎるくらいでした。随所に載せられた歌詞が、全部音楽として頭の中で流れます。素敵でした。
このお話は事実に基づいたフィクション、ですが、どのあたりがフィクションか真実かなんてどうでも良い、あの頃浜崎あゆみを好きだった私を思い出せる素敵な小説でした。
当時ファンだった同世代の方はまだ読んでいなければ是非。
歌
具体的な人の名前やリアルな描写に戸惑ってしまった。
これはきっと,あの人のために描かれた作品。
日本中の多くの人が歌いながら読める本なんて,浜崎あゆみにしかつくることができないだろう。