【感想・ネタバレ】ビジュアル パンデミック・マップ 伝染病の起源・拡大・根絶の歴史のレビュー

あらすじ

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中世ヨーロッパで猖獗をきわめたペスト、ヒトの感染症として初めて根絶に成功した天然痘、世界を恐怖に陥れたエボラ出血熱、毎年のように流行をくりかえすインフルエンザ、最近になって新生児に重篤な症状をもたらすようになったジカ熱。
伝染病はどこから世界へと広がり、いかなる暴虐をはたらき、人類はどのように対処してきたのか。
専門用語を使わずに、20の感染症をやさしくビジュアルに解説。
・感染のきっかけ、病原体発見の感動、驚異的な事例などをストーリーでやさしく紹介。
・最新のデータにもとづき、感染経路や収束の例、感染地域などをわかりやすく地図化。
・病原体、感染経路、症状、発生・流行状況、予防・治療方法、世界規模の取り組みを冒頭データでまとめた。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

根絶に向かっている病もあれば、そうでないものも。また、発祥地もさまざま。経路もさまざま。人間とウィルスの闘いは、これからもずっと続く。ただ、残念だけど、ほんとに地球は狭くなったんだと実感する。しかも、この10年余りで、急速に!

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2020年04月15日

Posted by ブクログ

コロナウイルスより以前に人類が遭遇した恐ろしい伝染病について書かれている。ページ数と取り上げている伝染病の数の関係で深い内容ではない。
コロナウイルスに見舞われたいる今、この本は伝染病について何も知らない私のような者にたくさんのことを教えてくれます。


感染症に関する次の本を読もうと思います。

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2020年04月10日

Posted by ブクログ

2020年2月、COVID-19がまさにパンデミックともいうべき勢いで拡がり、社会は混迷を極めている。
ある意味、とてもタイムリーなタイミングで発刊された本書は伝染病と人類の関係性、根絶への闘争の歴史を時系列や地図上で可視化しながら紹介している。
コレラの感染経路調査を始めとして、疫学の発展を学ぶこともできる。知識がないところから試行錯誤し、その正体を突き止めていく過程は人類の進化史そのものだ。

SARSの章は、2020年春現在はいろいろと考えさせられてしまう。ここで描かれているような誤解と混乱は今、まさに眼前で繰り広げられているように思えるし、いつ収束するとも知れない。収束したと思ったらどこかで再び拡散…そういうことが起こり得るのだ。

今現在、世の中で起こっていることをどう捉え、どう行動するか。先の見えない状況であればこそ、読書を通して学ぶことが重要であるとあらためて痛感した。

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2020年02月29日

Posted by ブクログ

各感染症の歴史が記載されていて興味深い。疾患の詳細な説明はそれほどないので、どちらかというと歴史を楽しむ本である。新型コロナのような感染症はいつ起こってもおかしくないため、感染症の歴史を知ることは重要であるし、予防接種が発達して以前の致死的な感染症を見ることが少なくなったことは幸せなことであると改めて痛感した。

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2024年05月31日

Posted by ブクログ

姿のない敵だからこそ
情報をまとめることによって
可視化することの大切さを感じる本

さすがのナショジオ社の本だけあって
かなりの読みごたえがあります
時期が時期だけに
食い入るように読んでしまいました
病原菌に対する恐れとともに
解決策はきっとある という気持ちにも
なりますね

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2020年11月18日

Posted by ブクログ

インターネットで見かけて。

伝染病ごとにその特徴や拡大の様子、社会に与えた影響を解説している。
地図もあるのでわかりやすい。

現代では全く意味がない、または健康を害する治療法が、
その時代には効果があるとされていたことは知っていたが、
改めて読むと、身につまされる。

伝染病の原因が特定され、治療法が確立された時代の人間が、
右往左往するその時代の人々を批判するのはたやすいが、
パンデミックの最中では、
その時その時に効果があるとされる予防法や治療法に
すがるより他は無い。

早くコロナも収束して、一伝染病としてまとめられることを願う。

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2020年08月13日

Posted by ブクログ

新型コロナウイルスのパンデミックが収まる気配のない中、タイムリーな一冊。

人類が過去に経験してきた伝染病。
克服したものばかりだろう、と思って読みはじめましたが、完全に根絶したのは天然痘が唯一ということに戦慄。現代日本で暮らしていることの幸せを噛みしめます。

これから先、新型コロナだけでなく多くの伝染病が現れることでしょうが、自分にできることはシンプルなことなんだなぁ、と感じ入りますね。
日々清潔に、健康に過ごすことを心がける。これが初歩の初歩で、一番大事なことです。小さなことの積み重ねが、自分自身の生命を守ることに繋がっていく。

そうして少しでも感染の範囲を広げないようにしているうちに、検疫や予防体制の構築を国家レベルで進めてもらう。その結果の、収束になってゆくのだろうと思います。

追加でマスク配ることは違うと思いますよ。
日本の新型コロナ対策、後世の歴史家たちはどう評するのでしょうかね。ま、現在も進行中ですので、一喜一憂しないようにしたいです。

まずは、手洗いとうがい。
シンプルですが、最初の一歩の徹底からです。

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2020年07月28日

Posted by ブクログ

大きな歴史の流れの中に占める感染症のウエイトは、有名な合戦などよりも遥かに大きい。
緻密さと重厚さとわかりやすさの点でこの本は素晴らしい。

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2024年07月16日

Posted by ブクログ

タイムリーな時期に出版。どこからでも気軽に読める。
人類の歴史の中でいかに感染症と闘い克服してきたか、歴史から学ぶことは多い。

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2020年03月08日

Posted by ブクログ

人類が経験してきた世界的な伝染病をまとめ、発生個所や拡大の経路、その人数を地図にしたビジュアル本。
開けども開けども耳にしたことのある大病ばかりで、顔をしかめながらも手が止まらない。
しかしまぁ、歴史は繰り返すというか、人って変わらんなぁ…。

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2020年12月30日

Posted by ブクログ

第一版一刷が2020年03月16日になっている。COVID-19は載っていないがSARSのページやスペイン風邪の記載を見ると、感じるものが多々ある。ビジュアルの多い図鑑的な本。

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2020年07月22日

Posted by ブクログ

ある意味季節ものなので読んでみた。
歴史上、根絶できた感染症は天然痘のみというのは意外。
それにしても世界中感染症だらけで旅行行くのも気が引ける心境になったけど、過度に心配にならずにまず規則正しい生活をして免疫力を高めるのが有効かと。

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2020年04月12日

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