あらすじ
この本は、育児のハウツーを書いた本ではありません。
でも、「子どもにイライラして苦しい」お母さんの心を
一瞬で和らげる「魔法の言葉」をお伝えします。
「子どもへのイライラ」はハウツーで対処しても、うまくいきません。
なぜなら原因は、子どもの行動や言葉ではないからです。
じつは、小さい頃に心にきざまれた
「人に迷惑を掛ける私はダメ!」「ワガママを言う私はダメ!」
「怒ったり泣いたりする私はダメ!」
……という「自分ルール」を、
子どもが目の前でやってみせるから、イライラするのです。
そこには「こんな私ではダメ!」という「自己否定」が隠されています。
この本では、「どんなときにイライラするのか?」の状況別に、
イライラを和らげ、「お母さんの自己肯定感を高める魔法の言葉」をお伝えします。
著者は、公立小学校で10年以上勤務し、
現在、子育てママ専門カウンセラー。
Instagramで日々発信するメッセージは
たくさんのお母さんたちから
「これまでなにをしてもダメだったのに、子育てが一気にラクになりました」
「子育てはもちろん、夫婦関係まで改善されました」
「いつも死にたい、消えたい、と思っていたけれど、
初めて自分のことを好きだと思えるようになりました」
……と反響続々!
かわいくゆるーいマンガも多数収録。
お母さんも、そして子どもも幸せになる心のしくみを
学んでいきましょう。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
泣きながら読みました。自分に当てはまることがたくさんあって。付箋を貼っていったら、全部で13個も。子育てしながら、過去の自分のことも労ってあげられる。子育て始まってもうすぐ11年。「楽しい」より「辛い」とか「大変」と思うことが多かったけど、この本がきっかけで、楽しくなるんじゃないかって期待してます!
もっと若いときに読みたかった
現在50代です。息子達は既に社会人として自立していますが、子育ての頃にこの本に出会えていれば良かったなとホントに思います。
あの頃は、若くて夢中で子供に向き合い、わがままを言う子供にイライラする自分の気持ちに寄り添う余裕はありませんでした。この本は、頑張っている母親の心の処方箋だと思います!
Posted by ブクログ
自己否定が子供へのイライラへ繋がっているらしい。
自分が我慢していたり、無理していることを子供がやるとイライラするという仕組み。
怒ることをダメ!と思っていると子供が怒った時にイライラしてしまう。怒ることは感情を出せていて素晴らしいととらえることもできる。自らを縛る色々な「ダメ!こうしなきゃ」を少しずつ「できてもできなくてもいいよ」と緩くしていくことで、子供も許せるようになる。
日々声に出さずとも、自分にかけている言葉が厳しすぎないかな?自分を責めていない?あなたはもう充分頑張っているよ、そのままでいいんだよと自分を労ってあげてもいいよね。
Posted by ブクログ
自分のイライラポイントを丁寧に見つけていくことが必要だと思った。自己受容ができていないと他人を受け入れることができない。自分が我慢していることは無意識のうちに相手にも求めてしまっている。
これは子育てだけではなく会社や夫婦関係でも言えることだと思う。相手にイラッとするのは本当は自分もそうしたかったから。その自分を認めてあげて、そっとガス抜きをして、許す。最近読んだ他の本でも同じようなことが書かれてあったので、実践していこうと思う。
Posted by ブクログ
泣いてる子にイライラするのは、泣きたかったからというタイトル通り、子にイライラするのは自分の頑張り過ぎが原因というのがストーリーの内容。
母親に認められたいために我慢した経験はあったので共感できた。
イライラするときは自分がそれを無理して頑張っているからだと認識して、イライラしないように子供の素直を受け止めたい。
Posted by ブクログ
具体的な対処方法というよりは、イライラしないための「気の持ちよう」を学ぶ本。人がイライラするときは、実は自分の過去に原因があるってのはなかなか興味深い解釈でした。どんなときでもイライラしない、仏のようなマインドを持つためにどうすればいいのかってある意味悟りを開くようなものだなと思いました(笑
私がイライラするのは子供連れ買い物から疲れて帰宅した時のバタバタ時に次々と要求をぶつけてくる子供に対してと、急いでるときに歩くのが遅い子供を連れてるときなどなのですが、それに対する回答は残念ながらありませんでした。この本を読んだ上で、自分なりの精神的対処法を考えることはできるかなと思います。ただ、実際イライラしたとして、「大丈夫だよ。自分も○○したかったんだよね」と心の中の自分に語りかけたとしても、いやいや!なんも解決しねーわ!ってなるような気がしなくもないです。