あらすじ
売れないカメラマンの仁はある日、窓辺に立
つ美しい少女・陽を偶然撮影する。難病で家
から出られない陽は、日々部屋の中で風景写
真を眺めていた。「外の写真を撮ってきて頂
けませんか?」という陽の依頼を受け、仁は
様々な景色を届けることに。写真を通して少
しずつ距離を縮めるふたり。しかしある出来
事がきっかけで、陽が失踪してしまい……。
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Posted by ブクログ
健康で当たり前の生活が送れていることへの感謝が感じられる
忘れがちだからこそ、何度でも思い返したい
小さい頃ピアノを習っていて、今は独学で弾いているけれど、あまり上手くなった実感がわかなくて
なんでだろうって考えた時、小さい頃は家族のために弾いていたなって思い出した
写真と同じように、誰かのためにとか、誰かを想って何かをすることでより深みが増す気がする
病気を患っている人が出てくる本は、亡くなってしまったり、なかなかハッピーエンドのものが少ないけど
この本は幸せな締めくくりで、とても好き
Posted by ブクログ
ピュア
この言葉がぴったり!
心の病の子が愛する人に出会って治っていく
モデルを見つけてプロの写真家になっていく
って言う話
心の病をも治してしまう写真。
そんな写真撮りたいし。撮られたい。
Posted by ブクログ
カメラ好きな人が読むと響くところはあるかもしれない。情景の描写、表現が美しくてハッとさせられる。
内容自体はありがちな病気の女性と男性の出会いから始まるラブストーリーで、この話はハッピーエンド。非常に読みやすいので、さくっと読みたい人におすすめ。