あらすじ
「ちょんの間」と呼ばれる小さな風俗店が立ち並ぶ行ってはいけない町が、アートの町に生まれ変わった!実際に黄金町で暮らす著者が描く、新しい町づくりの物語。
横浜・黄金町。「ちょんの間」と呼ばれる小さな風俗店が立ち並ぶ“行っては行けない町”が“アートの町”に生まれ変わった! 撮影場所を探して偶然黄金町に足を踏み入れたカメラマン志望の女子高生・志織は、パンクカフェのマスター・山名を通じ、この町の歴史に触れることに。昔からの住民、新たにやってきたアーティストたち――それぞれのこの町への思いが、志織の心を次第に動かしてゆく。実際に黄金町で暮らす著者が贈る、新しい町づくりの物語。
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Posted by ブクログ
浄化作戦により赤線が無くなり、アートの街になった。そんな断片的な情報は持っていた。
過去一度だけ見たことのある外人女性がたち並ぶ光景に恐ろしさすらもあった。
ここで暮らす人達が何を思い、何を考えて生きてきたのか。それを知りたくて読み始めた。
フィクションにノンフィクションを掛け合わせた小説のスタイルで紡がれるのは、何を考えて生きてきたのかに加えて、これからをどう生きていくのか、そこで暮らしてきて人達がどう前を向いていくのかに焦点をあてて進んでいく。
街の変遷を知るということはそこで暮らす人々の心の動きを知ることでもある。悔しさも恥じらいもあった。でも誇りもあった。そんな街と人の物語