あらすじ
ちまたに“常識”として広まっているケア法は、とにかく肌にさわりすぎている!
くるくるゴシゴシと皿を洗うごとく洗顔したり、顔に何種類もの化粧品を塗りたくったり。有効成分を浸透させるべく、手の平でペタペタとずっと押し込んだりすり込んだり。
保湿ついでにむくみ取りマッサージ。たるみ防止にぐいぐいもみもみ……。
実は、よかれと思って肌にさわればさわるほど、肌はどんどんぼろぼろになってしまうのです。
医師が求める理想は「こするな・さわるな・動かすな」。目指すべきは接触度「ゼロ」。
とはいえ、肌にさわらずにケアするってどうすればいいの?
「世の女性たちを絶望の淵に突き落とすアカウント」と、SNSで話題の美容外科医&美容医療評論家の上原恵理医師が本当に正しいスキンケアを伝授。
美肌づくりの黄金フレームワーク・3ステップを解説します。
また、NGスキンケアがなぜダメなのか、医学的に解説します。
やりすぎていたケアをやめるほど、肌は美しくよみがえる。
正しいスキンケアは人生を豊かに変える。
真実のスキンケアバイブル!
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Posted by ブクログ
世間に有象無象に溢れるスキンケア情報について、整形外科医の観点から、何が正しくて何が誤ってるかを解説した本作。
男性目線からすると、非常に科学的に説明がなされており、納得度が高かった。
例えば、肌への刺激は、いかなるものであっで中長期的には顔の肌や筋肉の弛緩、つまりシワやタルミ、に繋がるということで、筆者は肌に極力触れない肌ケア、また顔を極力動かさない生活を進めている。
化粧水などに関しても、保湿の有効成分はH2O、つまり水であり、その他の成分はおまけでしかないとのことから、こだわり過ぎる必要がないとのスタンス。
女性向けの本ではあるが、肌ケアに関心のある男性こそ本作の読者であるべきかもしれない。