【感想・ネタバレ】花に嵐【電子限定特典付き】のレビュー

佐藤アキヒト

学生運動渦巻く、激動の時代。 そんな昭和の折に、一人葛藤する男――神谷は、周りの喧噪とは別の問題を心に秘めていた。それは、学友である北條に道ならぬ恋心を抱いているということ…。 そんなある日、北條のことを思い浮かべながら自慰に耽っているところを本人に目撃されてしまい―――？
※特典漫画は、雑誌drap2019年6月号実施応募者全員プレゼント「drap NEWフェイス折本」に収録された漫画を電子化したものです。

[リエ · ★★★★★]

大人のBL

アキヒト先生の色っぽくて官能的な作風と、昭和の学生運動全盛期の空気感がとてもよく合っていると思う。言葉が少なく静かな表情の中、激情がよく表現されていて、胸に迫る。親友から恋人になり、学生運動の扇情者として逮捕された攻めを２年待ち続け、これからも一緒に生きていく覚悟を決めた受けの静かな覚悟を見た時、涙がとまらなかった。素晴らしい作品。

＃切ない ＃深い ＃カッコいい

[モンブラン · ★★★☆☆]

学生運動が盛んな時代の物語
この時代は外国の血を引いてるいるのはもちろん、
同性愛なんて受け入れられない生きずらい時代ですよね
そんな中愛を育んでいく２人が健気です
途中意図せず離れてしまいますが再会してハピエンです！