あらすじ
創業2年半で顧客の売り上げを240億増やしたスーパーグロースハッカー、初の著書。
売上を増やしたい、PVを伸ばしたい、退会率を下げたい…。
どんなビジネスでも、2ステップでハックし、劇的に成果を上げる!
ただ努力するだけでは成果が出ない時代の、普遍的な思考法。
他人が気付かない法則を発見し
システムのスキマに介入せよ―。
例えば、
「ハック思考」を身に付ければ
以下、全て解決できます。
Q1「退学率を減らすにはどうしたらいいか」
Q2「温泉施設のチェーンでの会員の予約率を高めたい」
Q3「大規模な営業組織の売上を高めたい」
Q4「金融機関でローン審査が通った人の貸し出し率を高めたい」
Q5「会員登録フォームで、登録完了までのCVRを上げたい」
Q6「婚活マッチングアプリでマッチング率を上げるには」
Q7「観光客を増やしたい」
Q8「内定辞退率を下げたい」
Q9「ある特定のアイテムを売りたい」
Q10「通勤渋滞を緩和するには」
Q11「新規顧客を開拓するためには」
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Posted by ブクログ
ハックを行ううえで大切なのは、既存のルール(規則性や法則)を知ることである。ルールがないものはハックできないからだ。そのルールを知る最初の一歩が「世界を疑うこと」であり、それには「観察」「考察」「推察」「洞察」が大事になってくる。
夏休みの宿題であった、朝顔の観察日記を思い出してみてほしい。そこには、以下のように4つの行為が登場していた。
(1)「観察」:変化を見つける→昨日はつぼみだった朝顔が今朝咲いた
(2)「考察」:観察から規則性や法則を導き出す→花とは朝に咲くものだろうか
(3)「推察」:考察によって導き出した規則性や法則の転用先を探し出す→朝に咲かない花もある。なぜ、朝顔は朝に咲くのだろうか。他にはどんな花が朝に咲くのだろうか。この「観察」「考察」「推察」という行為を繰り返して、それぞれが導き出す「変化」「法則」「転用先」の精度を高めていく。
(4)「考察」:観察・考察・推察を同時に行うことで、目の前で現実に起きた事象とまったく異なる因果関係に気づく→朝顔の花が朝に咲くということは「朝に活動する虫が受粉を助けている」または「虫の助けがいらない」のどちらかだろう。
Posted by ブクログ
時間×お金→成果
今後どうなっていくか分からない世界において、この→(転換効率)を上げていくことが重要になってくる。
そのためのヒントが書かれている本。
インプット(知識)を増やし、考える回数、疑う回数(問いの設定)を増やそうということ。
そのために必要なのは行動する事。
読書メモ
1章 世界をハックするための2ステップ
疑問を持ち、世界を疑ったの目でみよう
→人と違う法則、スキマを見つける
2章 真の因果の見つけ方
観察、考察、推察、洞察を繰り返す
→予測ロジックを組む
3章 視点の引き出し
鳥の目、虫の目、魚の目
宗教(信仰心)、賭博(中毒性)、資源、国家(税金)
→これらをビジネスに取り込めないだろうか
トレンドや技術を点じゃなく、線で捉える
→関連性を見つける目を養う
4章 方法の引き出し
言葉のハック
人の心や認識を強く揺さぶる(共感)
→問いの設定、ワーディング
身体性のハック
理解は雰囲気→コピー
ビジュアルコミュニケーション(レイアウト、ビジュアル、コピー、行動喚起)数字、タイミング、比較、比喩
お金と時間のハック
マーケティングはプレイスが全て
→一等地を考え、奪取方法を考える
自分の位置をクリアにするための地図を書くために時間を使う
意識と無意識の間の違和感
→初めてを大事に、直していく
有限なもの、希少なものから考える
組織のハック
伝えることを10分の1に絞る
→最も重要な一つにメッセージを絞る
自分の認知のハック
出来ないことがたくさんある
認知の壁
挑戦しないとはじまらない
5章 勇気の引き出し
思い切りは経験の中で培われていく
嫉妬は暇人のすること
量質転換
行動しないリスクは大きい
6章 人生の出来事すべてが引き出しになる
観を鍛える
→自分自身の哲学
Q(quality,question)P(passion)M(member,mission)I(innovation,invention)
問いの設定力
→小さいことの積み重ね
O(observe)O(orient情勢判断)D(decide)A(act)
大きく悩め