あらすじ
飛竜レックスがかかった「低地病」の治療法を探すため、ヴァンキッシュ帝国に滞在しているスカーレット達。帝国内で後継者争いが激化する中、ヴァルガヌスの策で追い詰められるスカーレットを救ったのは、かつての彼女の家庭教師・グラハール先生。先生と共に敵を圧倒していくスカーレットだが、どうやらこの騒動には黒幕がいるようで…!?
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「最後に、貴方達をブッ飛ばしてもよろしいですか?」
"氷の薔薇"の二つ名を持つスカーレットは、別の女性を抱き寄せる婚約者にあらぬ疑いをかけられ、パーティで婚約破棄宣言をされてしまう。「悪役令嬢」と罵られた彼女は、婚約者に最後のお願いをする……。
いつもこのような話に触れるたびに、「そんな最低な奴にはビンタでもお見舞いしちゃえ!」と思うのですが、今作のヒロインが繰り出すのはなんと、左ストレート……実にスカッとします!
そして、スカーレットはその身一つで数々の事件を解決するのですが、戦闘シーンは迫力満点で、毎回どんな演出をしてくれるのだろうとワクワクしています!
悪役令嬢ものにマンネリしてしまった方、強い女性が好きな方に読んでいただきたい作品です!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
帝王やアルフレイムに色々あって、レックスを治療する
方法の1つが判明し、加護を打ち消す結界を張れる者
が現れて…と濃い内容の一冊だったけど、驚いたのは
想像以上に大物だったグラハール先生。
正体がわかると、スカーレットを選んだ理由がますま
す気になってしまった。
それと、自分の気持ちを口にしないジュリアスに少し
不満が溜まった様子のスカーレット…本心かな?
カイルとテレネッツァが本筋に戻ってくる??
ルクの能力も脅威だし、これからグラハール先生がど
のようにスカーレットに関わってくるのか、気になる
ことが多すぎる。