【感想・ネタバレ】死にたいけどトッポッキは食べたい 2のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年06月04日

私: 実は私、アグリーセーターがものすごく好きなんです。でもアグリーセーターはその名の通り見苦しくてダサいし、デザインや色によっては過激だなと思って買わないことが多かったんですが、今回はこれ(クリスマスセーター)を買いました。
先生: 全然、アグリーじゃないですよ。可愛いじゃないですか。
私: クリ...続きを読むスマスまで毎日着るつもりです。その時までしか着られませんからね。

ああ…ここを読んで涙がでた。
私の価値は私自身が決めたい。他人が何と言おうと私が感じたことをそのまま感じたい。
そう思っているけど、なかなかうまくいかない。どうしても他人が決める私の価値を気にしてしまう。

著者の吐露する感情に、それ私ひとりだけじゃなかったんだ、と慰められる。私自身が、そんなことを気にするのが恥ずかしくてみじめで、言葉にするのが怖くて、日記にすら書けなかったことを、勇気をだして本に書いてくれてありがとうという気持ちです。

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Posted by ブクログ 2022年05月17日

・「訓練された優しさ」
・「今日の私はちょっとダメかも」と思うことは、普段の自分は大丈夫だということ。

・不足する自分を受け入れるのではなく、自分を否定的に見ないことを選んだ。私にだって輝けるところはたくさんある。

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Posted by ブクログ 2021年05月07日

前巻と同じく
一人の患者のカウンセリング内容をそのままおこして載せた、今までに見たことのない一冊。

会話形式なのがまどろっこしく感じる人もいるかもしれないが、
まるで作者の、日常の中で得たお宝(精神的成長や発見)をこちらがザクザクと発掘しているかのように読み進められる。
(→読者も共に自分を見つめ...続きを読む直し新たに発見するように。それが、ただエッセイや知識を並べた教科書のような本を読むより、自らの血や肉となる)

あえて遠回りみたいな会話なのが、
(人は鏡というが)私たちが著者に共感、肩入れ、追体験するかのように文を追い、共に成長できる秘訣
なのかなと読後感じた。

一人の患者さんの、体験記の良さを
これでもないかというほどに
読者に還元させる
超良書ではないかと思う。

どこにでもいそうな女性のどこにでもありそうな日常の"カウンセリング"だからこそ、
突き刺さるものが多いのではないだろうか。

特に、同じように心を痛めているような人たちに
是非読んでほしいと思う。

少しスッキリする。

なかなか本を読み返すことのない私だが、
この本ならまた立ち帰ってみたいと思う。

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Posted by ブクログ 2021年01月05日

"過去の私の極端な思考がいかに怪物のようだったかを実感している。私自身と他の人々を見下して、小さな失敗や欠点をあげつらい、あるいは誤解して、その人の全てを罵倒した傲慢な日々。硬直した思考は私自身と周囲のみんなを苦しめた。今もそういうところはあるが、よくなってはきている。"

&q...続きを読むuot;とにかく非を早く認めて、反省は簡潔に、すぐに実践すること。絶対的なものはない。自分の考えを他人に押し付けてはいけない。当たり前のことこそ忘れやすい。"(p.173)

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Posted by ブクログ 2023年08月16日

珍しく2から読んだ。
タイトルと絵のポップな感じとはかけ離れて、カウンセリングの先生と 私 が対話すること、そして考えたことや行動、自分の周りとの会話やそれを受けた自分の気持ち、なの素直に書かれている。
最後前向きになっていたので良かった。
あぁ、鬱になる人はこうやって自分を奮い立たせて頑張ってるん...続きを読むだなと思った。どこの国でも、誰でも、同じで。

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Posted by ブクログ 2023年07月01日

今回も読みやすく、3時間?くらいであっという間に読み終えた。

この本を読んで良かったことは「病院の精神科」という所の偏見が薄れたことと、やはり人間には変化していく力があると再認識できたことだった。

自分の弱さを受け入れることって、容易いようで難しいことなんだな。

次はもう少し、コミカルでクスッ...続きを読むと笑えるような作品を読んでみよう。

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Posted by ブクログ 2023年04月07日

他人に言えるほどのことじゃないけど、
自分自身がすごく動揺したり、自信を失ったり、
そういう出来事に多くの人が日々遭遇してると思う。

物語ででてくるカウンセラーさんのように、
一方引いた視点で水を差すようなことを行ってくれる人がいると心が軽くなるだろうなと思う。

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Posted by ブクログ 2023年03月05日

よく考えてしまう人が自分を傷つけてしまい、それになんとか立ち直っていく物語。

私は私でしかないのだから、どんな私でも受け入れていく気持ちが大事なのだと感じた。

生きづらさは環境的要因ももちろんあるが、その人の考え方次第で変わる部分もあるのだと気づいた。

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Posted by ブクログ 2021年12月12日

1冊目より先に2を読んでしまった。
読み始めたら止まらなくて、一気読み。
鬱のある人も、ない人も、自分を分析したり悩んだり自暴自棄になったりする過程を客観的に観れるので、一読の価値ありと思いました。
最後に書かれた一言が素晴らしい!
是非、これからも書き続けて欲しい作家さんです。
1冊目も読みます。...続きを読む

ここからは個人的な余談で、あまり参考にはならないと思いますが…
私にも何かトラウマ的な蓋をした何かがありそうなのに、こんなに感情的になったり自分と向き合うことができなくて、未だにグズグズしているので、(それほど大きなトラウマでもないからなのか?)こんなに大変な感情と向きあうのは辛いだろうが、一つづつ前進している著者を羨ましく思えたりもしました。

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Posted by ブクログ 2021年05月23日

著者と精神科医の、対話+コラム集。生きづらさのループを繰り返しながら、少しずつ回復していったり、戻ったり、の記録。

「傲慢だったことがあるから、傲慢にはなりたくない。自慢しいで利己的だったことがあるから、謙虚で利他的でいたい。生まれつきの善人ではない以上、自分自身や他人の経験を通すことでのみ、学び...続きを読む、改善していけるのではないだろうか。」

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