【感想・ネタバレ】死にたいけどトッポッキは食べたい 2のレビュー

あらすじ

“他人の眼に映る私”の影に苦しみ、自分自身を傷つけて憐れみ、時にはその苦しみや痛みに依存して、安らぎすら覚える……。前作に続き気分変調症から抜け出そうともがく著者だったが、無気力感や自傷衝動などに悩まされ、ついには仕事を辞め、入院を考えるようになる……。その間も続いた精神科医との対話と、たどり着いた心のありかた。自分の心の傷に気づき、受け入れられるようになるまでの記録。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

自分自身のことにも置き換えてみると似ているところがいっぱいあって、
気づきにもなるし、助けにもなる。

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2024年11月21日

Posted by ブクログ

私: 実は私、アグリーセーターがものすごく好きなんです。でもアグリーセーターはその名の通り見苦しくてダサいし、デザインや色によっては過激だなと思って買わないことが多かったんですが、今回はこれ(クリスマスセーター)を買いました。
先生: 全然、アグリーじゃないですよ。可愛いじゃないですか。
私: クリスマスまで毎日着るつもりです。その時までしか着られませんからね。

ああ…ここを読んで涙がでた。
私の価値は私自身が決めたい。他人が何と言おうと私が感じたことをそのまま感じたい。
そう思っているけど、なかなかうまくいかない。どうしても他人が決める私の価値を気にしてしまう。

著者の吐露する感情に、それ私ひとりだけじゃなかったんだ、と慰められる。私自身が、そんなことを気にするのが恥ずかしくてみじめで、言葉にするのが怖くて、日記にすら書けなかったことを、勇気をだして本に書いてくれてありがとうという気持ちです。

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2022年06月04日

Posted by ブクログ

・「訓練された優しさ」
・「今日の私はちょっとダメかも」と思うことは、普段の自分は大丈夫だということ。

・不足する自分を受け入れるのではなく、自分を否定的に見ないことを選んだ。私にだって輝けるところはたくさんある。

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2022年05月17日

Posted by ブクログ

前巻と同じく
一人の患者のカウンセリング内容をそのままおこして載せた、今までに見たことのない一冊。

会話形式なのがまどろっこしく感じる人もいるかもしれないが、
まるで作者の、日常の中で得たお宝(精神的成長や発見)をこちらがザクザクと発掘しているかのように読み進められる。
(→読者も共に自分を見つめ直し新たに発見するように。それが、ただエッセイや知識を並べた教科書のような本を読むより、自らの血や肉となる)

あえて遠回りみたいな会話なのが、
(人は鏡というが)私たちが著者に共感、肩入れ、追体験するかのように文を追い、共に成長できる秘訣
なのかなと読後感じた。

一人の患者さんの、体験記の良さを
これでもないかというほどに
読者に還元させる
超良書ではないかと思う。

どこにでもいそうな女性のどこにでもありそうな日常の"カウンセリング"だからこそ、
突き刺さるものが多いのではないだろうか。

特に、同じように心を痛めているような人たちに
是非読んでほしいと思う。

少しスッキリする。

なかなか本を読み返すことのない私だが、
この本ならまた立ち帰ってみたいと思う。

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2021年05月07日

Posted by ブクログ

著者に共感は出来なかったけど、辛い日々の中で模索しながら自分なりの生き方を見つけていくさま、自分の負の部分をなんとか受け入れながら過ごしていこうとするさまがリアルで、私も真似していきたいと思った

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2025年05月08日

Posted by ブクログ

"過去の私の極端な思考がいかに怪物のようだったかを実感している。私自身と他の人々を見下して、小さな失敗や欠点をあげつらい、あるいは誤解して、その人の全てを罵倒した傲慢な日々。硬直した思考は私自身と周囲のみんなを苦しめた。今もそういうところはあるが、よくなってはきている。"

"とにかく非を早く認めて、反省は簡潔に、すぐに実践すること。絶対的なものはない。自分の考えを他人に押し付けてはいけない。当たり前のことこそ忘れやすい。"(p.173)

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2021年01月05日

Posted by ブクログ

1の続編だが、1よりも内容が軽めで、すぐに読み終わる。1で得られなかった答えを、本作で作者も得てはいるのだが。良く言えば明るい、悪く言えば軽くて薄い。1を読んで一緒のテンションに落ちた人は2でそこまでは浮かばれずに裏切られたような思いになるか、元気になってきたことへの安堵かでリアクションが分かれるような気がする。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

珍しく2から読んだ。
タイトルと絵のポップな感じとはかけ離れて、カウンセリングの先生と 私 が対話すること、そして考えたことや行動、自分の周りとの会話やそれを受けた自分の気持ち、なの素直に書かれている。
最後前向きになっていたので良かった。
あぁ、鬱になる人はこうやって自分を奮い立たせて頑張ってるんだなと思った。どこの国でも、誰でも、同じで。

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2023年08月16日

Posted by ブクログ

今回も読みやすく、3時間?くらいであっという間に読み終えた。

この本を読んで良かったことは「病院の精神科」という所の偏見が薄れたことと、やはり人間には変化していく力があると再認識できたことだった。

自分の弱さを受け入れることって、容易いようで難しいことなんだな。

次はもう少し、コミカルでクスッと笑えるような作品を読んでみよう。

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2023年07月01日

Posted by ブクログ

他人に言えるほどのことじゃないけど、
自分自身がすごく動揺したり、自信を失ったり、
そういう出来事に多くの人が日々遭遇してると思う。

物語ででてくるカウンセラーさんのように、
一方引いた視点で水を差すようなことを行ってくれる人がいると心が軽くなるだろうなと思う。

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2023年04月07日

Posted by ブクログ

よく考えてしまう人が自分を傷つけてしまい、それになんとか立ち直っていく物語。

私は私でしかないのだから、どんな私でも受け入れていく気持ちが大事なのだと感じた。

生きづらさは環境的要因ももちろんあるが、その人の考え方次第で変わる部分もあるのだと気づいた。

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2023年03月05日

Posted by ブクログ

1冊目より先に2を読んでしまった。
読み始めたら止まらなくて、一気読み。
鬱のある人も、ない人も、自分を分析したり悩んだり自暴自棄になったりする過程を客観的に観れるので、一読の価値ありと思いました。
最後に書かれた一言が素晴らしい!
是非、これからも書き続けて欲しい作家さんです。
1冊目も読みます。

ここからは個人的な余談で、あまり参考にはならないと思いますが…
私にも何かトラウマ的な蓋をした何かがありそうなのに、こんなに感情的になったり自分と向き合うことができなくて、未だにグズグズしているので、(それほど大きなトラウマでもないからなのか?)こんなに大変な感情と向きあうのは辛いだろうが、一つづつ前進している著者を羨ましく思えたりもしました。

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2021年12月12日

Posted by ブクログ

著者と精神科医の、対話+コラム集。生きづらさのループを繰り返しながら、少しずつ回復していったり、戻ったり、の記録。

「傲慢だったことがあるから、傲慢にはなりたくない。自慢しいで利己的だったことがあるから、謙虚で利他的でいたい。生まれつきの善人ではない以上、自分自身や他人の経験を通すことでのみ、学び、改善していけるのではないだろうか。」

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2021年05月23日

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