あらすじ
地味な文具メーカーなのに、フォロワー数36万人!(2020年2月時点)
キングジム公式ツイッター担当者が、運営にまつわるエピソードをぜんぶ語る!
ノウハウなし、予算ゼロ、担当は1人……。あらゆる逆境を乗り越えながら、いかにして人気アカウントにまで育て上げたのか。
誰も教えてくれなかった、「広報としてのSNS」がわかる本、爆誕。
目次
【序章 ~キングジム公式アカウント、いざ出航~】
社長が放った「鶴の一声」と「亀の一言」
【第1章 ~キングジムを好きになってほしい~】
「中の人」として最初に考えたこと
【第2章 ~フォロワーと深くつながりたい~】
こんにちは、「近所のキングジムさん」です
【第3章 ~アカウントに「人格」が生まれた~】
「キングジムさん」が「姉さん」になったワケ
【第4章 ~PR担当者としての矜持~】
「広報×ツイッター」、二足のわらじの相乗効果
【第5章 ~想像もできない世界が待っていた~】
企業の垣根を越えた「つながり」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
丁度、会社でインスタを始めるというのでマニュアルを作っていたところでした。やはりリスクが気になるところですが、本書の著者はマニュアルなく飛び込みで体得していったとのこと。これから始めるにあたり様々参考になりました。
Posted by ブクログ
Twitter黎明期からの企業アカウントの成長をTwitter担当者の目線で書かれた本。
Twitterは、結局、テクニックというより、最終的には、その人の人柄が重要なんだな、と実感した。このキングジムのTwitter担当者は、あたたかみのある方で、ユニークさも持ち合わせ、この人のツイートなら見てみたい、と思いました。早速、キングジムをフォロー。
Posted by ブクログ
読書って、
5分読み出すと30分、1時間、、っと
スッと読めちゃうね。
それは『朝読書』のおかげなのか、
@kingjim さんのおかげなのか。
ゆる〜い感じが好き。
文房具も好き。
Posted by ブクログ
キングジム公式Twitter担当さんの著書。「信頼の成形にフォーカスする」だから、安心して楽しめる公式アカウントなのかと惚れ惚れする。
キングジム公式の目的
「キングジム」を好きになってもらうこと
工夫
・ぱっと見10秒でわかる工夫
・誰にでも分かる言葉で
・生活者視点
・投稿時間帯
SNSコミュニケーション
・「つぶやくべきこと」と「つぶやかなくてもいいこと」
・時事ネタやネットスラング(スラングは由来に注意)
NDC 674.6
Posted by ブクログ
人柄が表れているのだな、と思える文体で、とても読みやすい本でした。成功している人だけれど、同じ悩みもあるんだな、と思うことができました。上司にも読ませて、ただTwitterを始めるだけで何でも解決できるわけではない、と考えさせたいです。
Posted by ブクログ
とても読みやすい内容です。
キングジムさんのTwitterをいつも楽しく見ているのですが、いろいろなご経験から日々の呟きの基礎が生まれてきたことがわかりました。顔まで見えてはいないけど、相手を想うことは、どんなところでも大切だと改めて感じました。そして、キングジムさんの社風がとっても素敵です。
Posted by ブクログ
ツイッターを通しても、そうでなくて目の前にいる人とコミュニケーションするのであっても、本書の、「安心感と親近感を感じて頂けるようなつながる作法」というのが、必要なんだなと思いました。
Posted by ブクログ
発売初日に買って約2ヶ月ちょっと経って読み終えました。(遅読なものでスミマセン)
私もこういうふうにツイッターを使いたい!!─────
読んでいるとそう思えてきます。
企業アカウントにも様々な特色があると思いますが、キングジムのツイートは見ている人をほっこりさせてくれたり、クスっとさせてくれたり、時にツッコミどころ満載だったりと、ある意味「エンターテイメント」だと思います。
ツイッター黎明期からアカウントを開設して試行錯誤の連続の末に今に至るそうなので、語れるエピーソドも多ければ蓄積されたノウハウも多いでしょうね。
「それを簡単には教えられません」
そう言われているような気がしますが、本書の中にはツイッターを使う上での心得などがあちこちに散りばめられています。
個人アカウントにしろ企業アカウントにしろ、
ツイッターだけでなく、SNSなどで発信をしている方に一度読んでいただきたい一冊です。
P.S.
姉さまは私の「憧れの人」です。
Posted by ブクログ
「共感で広がる公式Twitterの世界 東急ハンズ流企業アカウントの育てかた」レビューからこの本を知る。
所謂ビジネス本のようなレイアウト、構成だからかサクサク読めた。
ハンズの本は後発だからか、かなりノウハウ本的だったのに対して
こちらは10年前に企業アカウントを始めてからの話なので、今更感がなくはないけれど、先人に学ぶ、基本を学ぶ、という点で同業者だけではなく個人に対しても参考になる。
「無難な発信は受け手にとっての退屈」
Posted by ブクログ
【目的に立ち返ればブレない】
SNSが得意でないので参考に手に取りました。
以下学んだことまとめです。
【感想】
・迷ったらまずやってみよう。れっつごーファーストペンギン
・知らないことをお願いされて1晩かけて資料詰め込む忍耐力恐ろしや。
・どんなことがあっても、目的や原点に立ち返ればブレることは無い。
・キングジムの目的は、企業を好きになってもらうこと。親しみの持てる近所の人になるだった。信頼を形成する。
・誰かに入れこみすぎない、対話の距離感を意識する。
・2~3コメントくらいを意識してた。
・企業Twitterで売上を出すよう仕向ける。
☞フォロワーはその色気に敏感。
・細く長く続けて10年達成。
・おやつの投稿は共感され反響多かった。
こんにちはぶろろぐです。
21冊目読破です。
Posted by ブクログ
知り合い以上、友だち未満。
この関係いいなぁと思っていたら、それをまさに行なっていたのが、キングジム姉さんだった。
いわゆる、中の人と呼ばれる企業公式アカウントの管理者さん。
結構興味あって、やってみたい笑
多くの企業さんがやっておられ、シャープさんやタニタさんなんかは漫画化もされている。
キングジムさんのアカウントも知っていて、なかなか面白い方(?)だなぁと思っていた。
本書は、そんなキングジムの中の人が書かれた本。
テクニックというよりも、心掛けが書かれており、むしろその方が大切なので、読んでいて楽しかったし、中の人の人柄が知れた様な気がした。
キングジムのフォロワーさんは、いろんな裏話も知れるので、読んでみるときっと面白いと思います。
これから中の人をやる方も参考になる事沢山ありますよ。
Posted by ブクログ
面白いツイートの陰にある努力を知った。
「センスではなく知識」「ポリシーを明確にすること」「10年やってもなにがバズるかわからない」「バズり具合は考えた時間に比例しない」なるほどな〜
Posted by ブクログ
女性が書いている文章なので、事実と感情がいいバランスで読みやすかった。
Twitterに対してだけじゃない仕事に対する心意気や覚悟が今の私には刺さった。
Posted by ブクログ
文具メーカーであるキングジムのTwitter中の人の著書。自分も中の人になった為、人気のあるアカウントを調べていたところキングジムさんへもたどりつき興味を持ち購入しました。
読んでよかったです。
中の人として普段感じている孤独感や、遊んでいるようにみられているのでは無いかという不安感を著者も感じ、またそれをどう乗り越えたかも書かれていました。
バズることやフォロワを増やすこと、商品を売ることに注力しなくてはならないと思っていたところを覆され、あたたかさと安心を感じました。
結局、お客様のことを考えて
お役に立てることを発信していくという基盤がもっとも大切と教えていただけました。テンプレのようなマニュアルではありませんが、指針を持てる良書です。
Posted by ブクログ
キングジムTwitter中の人、姐さん(あだな)の本。
Twitter開設から迂用曲折をへて現在フォロワー42万人(21年10月)になるまでの軌跡でした。
私も実は、キングジムさんが開設された同時期くらいに、企業Twitter運用経験があります。私は色々な意味で長くは続きませんでしたが、やはり試行錯誤の上、努力されてきたからの42万人があるのだなと思いました。
ファンを作る架け橋となるべく、突き進んできたTwitter運用のブレない軸と姐さん自身の「諦めない粘り強さ」と「少しの勇気」が結果を出したのでしょう。
他にも、コミュニケーションの入り口は「共感」とあり、コロナ禍であたらめて、再確認できたことや「センスは知識」とか。勉強し続けないと!と自身への一喝になりました。
今、注目すべき、UGC(User Generated Contents)ユーザーが生み出した、創作コンテンツなど、日々情報のブラッシュアップをしていかないとですね!
個人的にも文具は好きなので、キングジムさんにはさらなる進化を期待したいです。
(キングジムTwitterのアスキーアート「きんきんきんようび」とかみていつもほっこりしてます!)
Posted by ブクログ
ずっと前から見てたキングジムのTwitter垢運営に関する本。キングジムTwitterがどのようにして今の様な形態になったのか、企業がSNSを始める時に気をつけることなど勉強になった。ただ、妹はリアル妹ではないのには驚いた
Posted by ブクログ
身近にあるテプラやファイルはKING JIM。ちょっと値段は張るけれど、品質は間違いなし!そんな事務用品の王道であるKING JIMの社風が表れたTwitterが話題と聞き、本書を手に取った。Twitterを通して、消費者や他の企業とほのぼのとしたやりとりがあり、それが10年という年月を通して「つながる」となったのだろう。「Twitterの中の人」としてどのようにKING JIMの社名を背負ってきたのか、その真面目で実直な取り組みもよかった。読んでいて、「生協の白石さん」を彷彿とするなぁと思った。
【心に残ったこと】
○目的:キングジムを好きになってもらうこと
目標:設けられてなかった(初期段階では「何ヶ月以内にフォロワーは何人にせよ」もなし。)
売ることを目的にすると、短期的には成功するとしても、長期的にはデメリットが大きい。なぜならそうした発信者の「色気」を、生活者は敏感に見抜くから。それ!
目標が最も大切な真髄の部分であるので、そこをゆるぎないものとした。だから10年続いているのではないか。
○「オフトゥン」の用語説明を社員の前で説明させられる公開処刑(笑)
○否定的な指摘を受けたときは、Twitter運営の意義を伝える資料を作り、丁寧に説明した。
否定されてアワアワなるのではなく、意義や目的をしっかり伝えることで真摯に対応するのが素晴らしい。「女性向けテプラ」のピンク色本体に黒いリボンをあしらったフェミニンなデザインについて非難轟々だった時も、女性に人気のあるブランドの服や小物などから同じ配色の印象的な写真を集め、データを添えて説得。「上の世代の偉い人」にはデータを見せるのが1番。結局のところ、「丁寧に」と「繰り返し」が肝心。
○「アカウント始める前にルールを決めたほうがいい?」の質問に対し、「まずは始めてしまったほうがいい」との答え。
いろいろ考えて動かないより、ともかくいっぽでもいいから何かやってみること。考えより行動が大切。私もTwitterの事は何もわからないが、とりあえずやってみた。細かいところはこれから知っていけばいいし、そのうちわかるようになるだろう。
○シャープさんとのプレゼント交換という名の見えるステマ(笑)
○「書類たっぷり」あずきバーキングファイル、欲しい
(笑)
○プリンや傘にテプラで「お前のじゃない」(笑)
○社長曰く「社会を作って、いつかミュージックステーションに出演したい」。社長さすがっす(笑)
Posted by ブクログ
仕事でSNSマーケティングに取り組もうと思い読んでみたところ、私にはまだ早いと感じました。キングジムさんのTwitter大好きなのでこれまでの経緯が知れた、楽しい本でした。
Posted by ブクログ
企業公式アカウントでツイートするのが仕事という「中の人」向けのツイッター運営のイロハ。コミック「シャープくんとタニタさん@」は副読本として必読(笑)。
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ユニークなTwitterで知られる、キングジムの中の人が
失敗も含めて率直に語る姿勢に好感。
この人柄が、多くのフォロワーを集めたんだろうなと
思う。
トランプ大統領など、Twitterで人を攻撃したり
炎上したり、が多いけどホントは
こういう風にゆるーく、楽しく人が繋がるツール
なんだよな…。
Posted by ブクログ
私の好きなTwitterのひとつ、事務機メーカーにキングジムさんのTwitterの担当者さんが書いた本です
ある日突然のTwitter担当者任命の日から、今日までの心の紆余曲折や悩み、戸惑い、サプライズなどフォロワーの心を掴み続けた担当さんが赤裸々に綴っています
その真摯な姿にキュンとしたりホッコリしたり、心を鷲掴みにされてユルユルと揺さぶられるなんとも言えない心地よさを感じます
ご本人は謙遜してズブの素人とか他に適当な人物がいなかったなどとおっしゃってますが、きっと突然任命した張本人の宮本社長はちゃんと見ていて人選していたのでしょう
ある意味本当に他に適任者がいないとまで考えての人選に違いないと、現在のキングジムさんのTwitterを見ていて思います
今後の展開も楽しみです
Posted by ブクログ
会社愛に溢れた著者で、女性が著したのは後の方になってからやっと理解しました。
熟読してなかったからでしょう。
ハウ・ツーのものではよくこんなことになってしまうのです。(反省)
こんなキングジムという会社を作り上げた宮本彰さんって、どんな人だろう。
近いうち宮本さんの著書も読んでみたいけど、いるかなぁ?
Posted by ブクログ
企業公式アカウントの中の人の運営記録。
何を目的にして、何を大切にして、運用されていたかが垣間見えます。
アカウントの人格を意識し、親しまれる内容とタイミングで投稿。
SNS運用に正解はないですが、一例として。中身の濃い一冊でした。
(共感がヒント。このミッション、改めて、なかなか手ごわい)
目的は「キングジムを好きになってもらうこと」
一方的に発信しても、話題にはならない。
Posted by ブクログ
筆者のTwitterでの成功体験。
読み物としては面白かったが、色々苦労もされてると思うので、もう少し失敗談などあったらもっとよかった。
社名まで出してるから内容はかなり丸い
Posted by ブクログ
キングファイル自体はもともと身近だったけど、ツイッター見てたらもっと身近に感じてるなあとは読みながら改めて思った。
運営上で意識していることとかもしれて勉強になったし、これからもツイッター見るの楽しみ。
Posted by ブクログ
企業アカウントのTwitterの話。本書はたまたまうまくいった話として語られている。実感したのは「こちらにとっての無難は見る側にとっての退屈」。何かまずいことはないだろうかと考え無難な選択をする。受け取る方に面白さをプレゼントできてないなって、考えさせられた
Posted by ブクログ
約40万人のフォロワーを抱える企業アカウントであるキングジム社広報担当の著書。商品の売り込みや宣伝ではなく、「安心感と親近感を感じて頂けるようなつながる作法」「末長くお付き合いできるSNS」といった意識は、ビジネスというよりSNS全般、さらにはコミュニケーションのお手本のような姿勢。SNSを通じてどれくらい商品が売れたかではなく、長寿アカウントを目指すという意識も、典型的な株式会社というより老舗企業の経営理念のよう。企業価値の最大化より「長寿」の方が価値があると思うので、とても共感できた。一方、「中の人」は、「姉さん」というキャラクター「的」な存在感があり、かつてNHK_PRの方が「中の人などいない」(=NHKの全員が中の人)と宣言されたスタンスとはやや異なる印象。あざとくない天然さはどこから来るのかと思っていたが、「センスは知識の積み重ねから」ということで納得。