あらすじ
Google Cloudは、すぐにクラウドでアプリを開発できるので、ビジネスをすばやくIT化できます。フルマネージド(サーバー管理が要らない!)なので、Googleの技術基盤にフルに任せながら、安心してソフトウェア開発に注力できます。しかもGoogle App Engineを使うならば、必要なプログラミング言語はPythonだけです。しかもWebブラウザだけで開発できます。本書はGoogle Cloudの優れた機能を紹介しながら、Python+Flaskフレームワークを使いWebアプリ方を紹介します。この開発工程をともに学ぶことでクラウド上でのソフトウェア開発の要諦を学ぶことができるでしょう。Google Cloudのパワーとテクノロジーを習得しましょう!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
App Engineの基礎が学びたくて手に取った本。
役目は十分に果たしてくれたと思う。
所々動かないコードはあったけど、その辺は自分で直せるくらいのスキルはこの本読む人には必要ということだろう。まぁ、誤字ではなく、GCPの仕様が変わったという理由で動かない箇所もいくつかあったけど。
App Engineは取っつきにくいと思ってたけど、意外とそんなことはなく、Dockerで組むのとたいして手間が変わらないとわかった。Dockerの設定ファイル作らなくて良いからDockerよりも楽かも。
ただ、この本の演習のようにブラウザでCloud Shellやエディタ使って組むのは、App Engineのビルドにいちいち時間かかるし、Cloud Shellやエディタもセッション切れ過ぎてストレス溜まるから論外だと思う。ローカルでコーディングして、都度gcloudコマンドでアップ&ビルドした方が良い。8章の一番最後の「ローカル環境で動かすには」を読んで、まずローカルで動かす環境を一番最初に作るべき。それで、本の演習する時間がおそらく半分くらいまで減らせる。App Engineにビルドしなくてもローカル環境でPythonコマンド叩くだけで確認できるので。
あと、何故かハンズオンが練習用と実習用の2つに分かれてる。
1つで良いと思う。ページ数も増えるし。
とは言え、これで、GCPで何かしらアプリ作成する際は、フロントエンドにApp Engineも候補の1つとして加えられる。その基礎力は身に付いたと思う。