あらすじ
引っ越しの翌日に、茶トラと三毛の兄妹ネコが消えた。見知らぬ土地で2匹はどこへ? ペット探偵の著者は、依頼を受けて捜索を始める。足取りがつかめないまま季節は遷り、投函した迷子チラシは数千枚に。そこへ入った目撃情報、そして行方不明から210日目に奇跡は起きた――。ペットと家族をめぐる感動の実話7つを紹介、生き物を愛する全ての人に役立つ「万が一のための備え」と「捜索ノウハウ」も惜しみなく明かす奮闘記。
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Posted by ブクログ
おもしろかった!
猫を飼ってなくても、まったく考えたこともない猫の習性や意外な探索方法などを知れて、為になった。
後半はペットを飼っている人は必読と思われるペットを連れた災害時の避難について具体的に綴られている。
ペット探偵、素晴らしい職業だと思いました。
#jwave紹介書籍
Posted by ブクログ
ペット探偵という独特な職業をしている著者が、逃げ出してしまったペットをどのように探しているのかを書いてある本ですね。一口にペット探しと行っても様々な手法があり、多くは地道な目撃者捜しに終始しているのが、印象的ですね。
著者の独特のプロフィールも書いてあり、非常に親近感を持ちますし、見つかったペットの話はどれも映像化できそうな内容ですね。(実際に映像化もされているようですが)
Posted by ブクログ
ペットレスキューの著者が今までに経験をしたペット探しの話。
『犬は線で探す。猫は面で探す。』というのは、ああ、たしかに!!と思った。
幼い頃、犬も猫も飼っていたので、脱走捜索をしたことがあり、まさに、この言葉通りだった記憶。
しかし、なぜ、著者はここまで猫や犬たちの「居たいところ」がわかるのだろうか?と、読みながら不思議に思っていたが、著者の生い立ちを読んで納得。
著者は、自分自身が彼らの身になって、生活をした経験があるんだね。
だからこそ、彼らの気持ちがわかるというところがあるんだなーと。
(まあ、子供時代は親御さんが大変だったろうな。。とは、思ったけれど。。)
最後のあとがきに、ペット探索のノウハウが書かれたQRコードの掲載があったので、ペットを飼われている方は参考までにチラッとみておくのも良いかと思った。
「ペット」と呼ばれてはいるけれど、かけがえのない家族の一員である彼らの命を守るのは、ご主人しかいないのだから、愛着だけではなく、万が一に備えることも大事だと思う。