あらすじ
九州でトマトが枯死する病気が流行し、帝都大学の植物病理学者・安藤仁は農林水産省に請われ現地調査を開始した。安藤は、発見した謎のウイルスの分析を天才バイオハッカー「モモちゃん」の協力で進めるが、そんな折、トマト製品の製造販売会社の研究所に勤める旧友が変死。彼は熟さず腐りもしない新種のトマト“kagla(カグラ)”を研究していたが……。弩級のバイオサスペンス、登場!
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Posted by ブクログ
トマトが枯死するウイルスの調査の話から始まり、世界中の植物を絶滅させかねない大きな話になっていく。
SFっぽさはなく、専門的な説明で話が進められ、バイオ分野素人的には本当に有り得そうに感じ本当に面白かった。
話は面白かったものの、主人公が若い女性に持てたり暴漢と果敢に戦ったり、地位は低いが能力は認められていたり、誠に勝手ながら願望のようなものを感じてしまい違和感を感じてしまった。
Posted by ブクログ
登場人物が好きでした。ストーリーはトマトの謎の枯死から始まり、それを食い止める。
もっとデザスターパニックものになるかと思ったのですが、思ったよりも被害は小さかったかも。
モモちゃん、良いキャラでした。