【感想・ネタバレ】ITロードマップ 2020年版のレビュー

あらすじ

企画部門系ビジネスパーソン、コンサル、SE・・・。ITをビジネスに活用する企業の経営者や企画部門の担当者、実際にITの開発や運用に携わる実務者。特に自社の技術戦略を検討・策定する企画担当者が年度計画や事業計画の「ネタ本」として使えると感じられる本です。

ロングセラーの定番本。野村総合研究所が、最新IT(情報技術)の動向を継続的に調査し、その結果を広く社会に情報発信した成果をまとめたもの。ターゲット読者が今後の技術戦略を検討・作成する際の指針となり、IT利活用のナビテーションとなる、バイブル的な本と位置づけられます。

野村総研による「ITロードマップ」調査をベースとし、これから情報技術がどう変わるのか、どのようにビジネス、経済、社会に受け入れられて行くのかを予測。2020年版では、エモーションAI(感情AI)、統合的機械学習など人工知能(AI)の広がり、進化のほか、新たな注目テーマとしては、5G通信、フィリクションレス・リテール、ピープル・アナリティクス、情報銀行と信用スコアなどについて、詳しく解説します。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

毎年のITのキーワードごとに今後のロードマップを予測するNRIのシリーズ本。
専門家でない人がホットトピックの全体感を掴むのにちょうどいい。
初めの方にある「過去10年の振り返り」が特にトレンドの移り変わりを短時間で勉強できて、貴重。

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2022年01月25日

Posted by ブクログ

情報が集まると、それを奪おうとする犯罪が増えるので、セキュリティに注目が集まる。
情報銀行、ヘルステックを介した遺伝子や健康情報を集め、信用スコアを算出し、企業に売る。
情報は個人の所有物なので、なかなか集まらないことを想定し、より高い精度の信用スコアを出すために、yahooとlineがくっつくなど業界再編が進む。
ブロックチェーンも、個々で開発、営業が進んだ後、いくつものブロックチェーン間でのやり取りが発生する、もしくは統合の動きが起こる。
5Gが出ても、工場内に閉じた分析とフィードバックが繰り返されるのは、セキュリティ対応のため。

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2020年12月13日

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