【感想・ネタバレ】ひとの住処―1964-2020―(新潮新書)のレビュー

あらすじ

1964年、横浜・大倉山の“ボロい家”に育ち、田園調布に通いながら丹下健三に目を剥き、建築家を志す。無事にその道を進みニューヨークへ。帰国後のバブル崩壊で大借金を背負い、10年間東京で干される間に地方各地で培ったのは、工業化社会の後に来るべき「緑」と共生する次の建築だった。そして2020年、集大成とも言える国立競技場で五輪が開催される――自分史を軸に人間と建築の関係を巨視的に捉えた圧巻の一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ふたつのオリンピック。

20世紀から、人は家を持てるようになった。
チャーチル「建築信仰」 吉田茂へ
オリンピック、新幹線、首都高速、代々木体育館

万博
 スイス館 木のような入れないパビリオン

武士道
海外参入障壁、ミリ単位の精度の国産コンクリート建築
抽象性、安藤忠雄

ザハ
 オブジェクト指向
コルビュジエ
 コンクリートと鉄とガラス 世界のどこでも手に入る

新国立競技場
 世界の大御所しか応募できない

 大成建設 長岡市役所「土間」でコラボ

木でスタジアムをつくる、木の明治神宮外苑に
低い47.4m、地面を掘る
新しい「国立」「国家」無数の小さく多様な物の集合
人が庇でつながる時代

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2020年06月26日

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