【感想・ネタバレ】紫式部ひとり語りのレビュー

あらすじ

侍女になりたくなかった紫式部が中宮の侍女となった理由、宮中の人付き合いの難しさ、主人中宮彰子への賛嘆、ライバル清少納言への批判……。『源氏物語』の時代の宮廷生活、執筆動機がわかる!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

私は紫式部にはかなり偏見を持っていた。単純に若い頃に枕草子を先に読み、手に入れて大事に読んでいたからなのだが(笑)
その後、紫式部日記等も学び、子供だった私には彼女はとてもいけすかない女性に思えた。
それから、私も当時よりたくさんの人間関係を経験し、母を亡くし、改めて、源氏物語を読んでみたいと思った
谷崎潤一郎翻訳の源氏物語を読みながら、紫式部と清少納言の関係を見直してみたくなり、何冊かの本を選んだ。
その一冊である。
読み終えて、二人とも変わらない。会社に勤めて理不尽なことや人間関係に悩む女性。
才があるだけに宮廷暮らしは辛い事も多いことだったろう。

そう考えると日本の女性たちは変わらない環境の中で、今も頑張っているのだと胸が熱くなる。
さぁ、源氏の続きも読まなくては(^^)

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2020年09月24日

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