【感想・ネタバレ】阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らしのレビュー

あらすじ

40代・独身・女芸人の同居生活はちょっとした
小競合いと人情味溢れるご近所づきあいが満
載。エアコンの設定温度や布団の陣地で揉め
る一方、ご近所からの手作り餃子おすそわけ
に舌鼓。白髪染めや運動不足等の加齢事情を
抱えつつもマイペースな日々が続くと思いき
や――。地味な暮らしと不思議な家族愛漂う
往復エッセイ。「その後の姉妹」対談も収録。

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Posted by ブクログ

1冊まるまるエッセイだと思っていたら、
「はじめに」にて、なんと姉妹それぞれが挑戦した初めての小説も読めるとのことで、小説が好きな私としてはテンションが上がった。

小説は、みほさん作のみほさんワールドな作品も良かったし、えりこさん作の作品は、長編で読んでみたいと思わせる力作だった!

エッセイは、姉・えりこさんの丁寧に語りかけてくるような文章も好きだし、みほさんの笑わせてくるセンスのある文章も好き。

引越しの予定はないけれど、間取りとか物件見るのは大好きなので、阿佐ヶ谷姉妹の物件探しのお話は、読んでいて楽しかった。

綺麗事ばっかりではなく、2人それぞれが相手の愚痴をエッセイに書いちゃうところも人間味があってとても良かった。
癒しを求める全人類におすすめしたい。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

阿佐ヶ谷姉妹さん大好きで、すごく楽しく読みました。
いい意味で期待通りのエッセイとストーリーでした。
続編が出たらぜひぜひまた手にとりたいです!

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2025年11月19日

Posted by ブクログ

以前から大好きだった阿佐ヶ谷姉妹さんをもっと好きになれたエッセイでした!
おふたりのゆっくりした文章が心地よくて、大事な読み進めました。書き下ろし小説も優しくて穏やかなストーリーで心にじんわりと広がるようなお話。
最近は持病が悪化してあまり本を読む気力も湧かず日々どんよりしていたのですが、阿佐ヶ谷姉妹さんのエッセイは読み切ることができて嬉しいです。
ずっと落ち込んだときに読もう、と買ってから読まずに我慢していたのですが、このタイミングで読めて良かったなぁと思います。
おふたりがずっと仲良く過ごしてくれたら、ファンとして嬉しい限りです。

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2025年10月15日

Posted by ブクログ

本当に些細な、地に足のついた出来事ばかりで温かい気持ちになれる。劇的なことはそんなにないからこその人の優しさがじーんとくる感じ。お二人本当に仲いいんだなぁ。

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2025年09月29日

Posted by ブクログ

お二人が愛される理由が分かった気がする。
優しいお上品な空気感がとっても心地良かった。
くすくす笑っちゃう箇所もあれば、こちらも涙を浮かべる箇所もあった。
自分もパートナーとあの温かい空気感で生活できるよう努めたい。

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2025年09月17日

Posted by ブクログ

☆4.8
エッセイは小説・漫画ともに好きになれないことが多く、苦手な分野。
だが家族が面白そうに読んでいたのと、テレビで見る阿佐ヶ谷姉妹の自然体なのにどこかコミカルで上品だけど庶民的という不思議な印象に惹かれ、読もうと決めて長いこと積読本として眠っていた。
結果大当たり。大正解。私が読みたいエッセイってのはこれなのだ。取るに足りない些細な日常のあれやこれやが、文章の巧みさではなくただただ筆者の人柄と絡み合って読み手に届く。華麗な比喩も哲学的思考も一本取られるような皮肉もエッセイにはいらない。自分が生きているこの世界の、同じ地面の延長上にこの本を書いた人がいて、日々愉快に切なく暮らしていることを感じたいのだ。
自分やその周りと何ら変わらない人間を感じることが私にとってエッセイを読む目的なんだろう。

お二人の夢小説的な(相手の男性は実在でなくオリジナル)短編も良かった。美穂さんの作品はドタバタラブコメ感が漫画作品のノベライズのようで、明るく楽しく、しかし美穂さん独特の美的感覚と言おうか人を見る視点のようなものが感じられて面白い。
江里子さんの作品はまず話運びがやたらとうまい(文学部卒と分かり腑に落ちる)。訳ありの人が多い職場、少し陰りのある日常の中で先輩の仲居がやたら明るいおかげで読みやすく、主人公の心の揺らぎに集中して読み進められる。そしてタイトルに絡む綺麗なラスト。文体さえ違えば近現代の日本文学短編集などにありそうな物語だった。

惜しむらくは読み足りないこと。
もっともっと読みたい。摂取したい。この二人を通した人間の暮らしの中のささやかな色々を延々と読んで笑っていたい(でも書いてる方は大変なんだよね)。

私にクリティカルヒットした一冊。幸福な時間だった。

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2025年09月15日

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おふたりがお互いへの思いや不満など、それぞれの目線から書かれているので面白いです。えりこさんの言葉遣いが丁寧なのも素敵。おふたりに意外な面があるのも驚きです。
何よりこちらへ語りかけてくれるような文体なので友達のような親しみを感じます。
間にフィクションのようなノンフィクションのような小説もあり、おふたりの文才に感心しました。
続編があったら読みたいです。

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2025年09月09日

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血が繋がっていなくても家族と呼べるような人と出会えるのって素敵だなと思いました。いくつになっても支え合える人に出会えたらなと羨ましくなります。クスッと笑えて温かい気持ちになれる一冊でした。ほっとしたいときに是非。

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2025年08月27日

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このお二人好きだわ。私と年齢が変わらないんだけど、少女みたいな心もあり、仕事には真面目。ステキだし、尊敬してます。

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2025年08月26日

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疲れた時、癒されたい時に読む一冊。
すごくほっこりする。
1番好きなところは、亡くなったおばさんを思って骨を食べた話、何度読んでも泣いてしまう。こういう夫婦に憧れる。

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2025年08月02日

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エッセイが少し苦手だったけど面白くて数日で読んでしまった。
1つが短いから苦手でも読みやすいのかも。

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2025年07月18日

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本好きを悩ませるあの質問「好きな本はなに?」に
堂々こちらを挙げたい!ゆるくてほのぼのだけど飽きない。続編がめちゃくちゃ読みたい!!
姉妹仲良しなんだけど、相手を上品にチクチク刺し合うからむしろシニカルになっちゃってる。何度も声をあげて笑った

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2025年07月07日

Posted by ブクログ

芸能人としての敷居の高さとかがなく、私と離れた世代2名の心境が素直に語られている、といった内容でした。基本的には阿佐ヶ谷のアパート周囲のみが舞台となっているにも関わらず、ご本人たちの人柄により生み出された地域との繋がりがあり内容に彩りのあるエッセイになっていた所が印象的でした。

ここは素人の書評として、また作品を届けてくれた筆者にリスペクトを持ったうえで、忌憚のない感想を言うと、なんか結構ジェネギャを感じる文章だったな、、という感想はありました。
「穏やかで飾らない」「無害で微笑ましい」といった印象を少し進んで強調して見せようとしているように捉えられ、そこにある種のくどさを感じ続けてしまったのです。
おそらく私の職場にいる定年間際の地雷事務おばちゃん達のてへぺろ仕草に重ねてしまったんですね、、読者としての私の心境がそこに過敏な状態だったことで素直に読めなかった、ということを反省すべきと思いました。

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2025年07月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし、読み終わっちゃった〜よすぎた〜〜うわわ〜
ふとしたところで笑いが堪えきれなくなって、文字を読んでてこんなふうになるのは久しぶり(はじめてかも?!電車でラジオ聞いてるときにしか経験したことない突発的な笑い)だったなあ。
エリコさんも好きだけど、ミホさんが私的に爆発するタイミングが多かった。
「あ〜差したい」はタイトル見た時なんの話だろう?と思ったけど、差し色取り入れたいってときに、「差したい」って表現してるのおもしろすぎる(笑)大竹マネ、差してる!みたいなリアクションもなに(笑)「バッグや靴で差し色をするとお金がかかりますし、まずは気軽に取り入れられる靴下で差したいと思いました。」(p139)、おもしろすぎる一文。
エリコさんは、IKEAで買った棚ができたとき、できる前までミホさんがオウムみたいに「返品返品」言ってた、みたいな表現とかすごく笑えた(笑)あと、お隣のお家が空いて隣の部屋に1人ずつ住めると決まった時のことについての章のタイトルを「奇跡ってあるんだね '17」って付けてるのも好き。
テレビに映る2人、キャラ作りとかじゃなくああなんだろうなとわかっておもしろかった。こういう人たちなら地元の人にも愛されるよな、ご近所からのお裾分けとかいいな〜人に愛されたい〜(結局私の欲求の基本はこれなのか?さびし)と思ったりした。最高だったな〜
エリコさんの寂しがり屋な感じというか人にいて欲しくなる感覚が自分に似てて、ねこみたいなミホさんがいるのがやっぱり嬉しいんだよね〜ってわかる
そしてやっぱり2人で同居する部屋を探すのが難しいってほんとあるあるなんだね〜日本〜もっと世帯構成の多様性考えてくれ〜

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2025年06月03日

購入済み

癒される

全体的にほのぼのとしており癒されます。
同性の友人と一緒に住みユーモアで楽しい生活を送るというのは、結婚をすることよりも難しいのではないかと思います。
私もこのような暮らしがしたいと感じました。

#笑える #ほのぼの #癒やされる

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2024年03月10日

購入済み

さらりと読みやすくい。

エッセイ系は久々に読みましたが、お二人とも文章は読みやすくテンポも良い。話の絵が浮かびつつ、お互いの似てること似てないことなども、クスリとくる絶妙な言葉選び、素敵なエッセイでゆったりとしつつまったり読めて良い本を手に入れました。

#笑える #ほのぼの #癒やされる

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2023年08月05日

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3人目の阿佐ヶ谷姉妹になれる本(笑)
2人からお互いのちょっとした愚痴とかエピソードをこっそり教えてもらってる気分で読みました。
頭が疲れた時に読みたい本。
2人が近所に住んでたらいいのにな〜〜
めちゃくちゃ阿佐ヶ谷に住みたくなった。

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2025年10月18日

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ストレスなく読める。恋愛話がないのがうれしい。

朝陽の話と、3章がめちゃくちゃおもしろかった。
エッセイなので平坦な構成かと思いきや、想像以上にいろんな話があって、めちゃくちゃ好きな話もある。一緒に住むくらいなので、ベッタリ仲良いのかな…と思いきやシビアな側面もあり、良かった。

途中の小説・3月のハシビロコウが予想以上におもしろかった。話自体の起伏は少ないのに、話の持っていき方がうまいというか自然というか、でもハラハラする部分やほっとする部分も作られていて、食べ物の描写も楽しくて、小説としてとてもおもしろかった。他のやつも読みたい。
作中に出てくる舞台のセンスが尖りまくっていて嫉妬した。

読む前はどっちがどっちか分からなかったのに、読後は分かるようになった。
【追記】今また分からなくなってる

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2025年09月26日

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クスッと笑える日常に癒された〜
今まで阿佐ヶ谷姉妹の違いなんて考えたことなかったけど、この本でみほさんとえりこさんの性格の違いがよくわかってエッセイの書き方にもそれぞれ個性が出てて面白かった。

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2025年11月19日

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狭い部屋での二人暮らし。
阿佐ヶ谷、いいところですよね。
特別な暮らしはしてないのに、すごく楽しそうだし、
お二人の仲の良さが見えて面白かった。

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2025年11月17日

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二人のコミカルなエッセイが面白い。
特にえりこさんの中華料理店「朝陽」のお話と、書き下ろし恋愛小説が非常に心動かされた。
エッセイはお二方とも面白くて、えりこさんのところで心温まり、みほさんのところでクスッとすることが多かったかも。

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2025年11月09日

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冒頭から最後まで、ずっとのほほんとした気持ちになれました。
2人の掛け合いが、味があって良いですね。

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2025年10月05日

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エッセイは初めて読みましたが、とても面白かったです!阿佐ヶ谷姉妹がすごく好き!という訳ではなかったのですが、このエッセイを読んでお二人の空気感や、書く文章がとても良くてこの本を読んだ人の多くはファンになってしまうと思います。
ふふっとなる箇所がいくつかあり、読みながらニヤニヤしてしまう時もありました。こんなに四六時中一緒にいるのにずっと仲良しな関係でいられるのは奇跡だと思います!

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2025年09月26日

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阿佐ヶ谷姉妹が盛り沢山な一冊。

阿佐ヶ谷姉妹って本当の姉妹じゃなかったんだな〜とか、みほさんとえりこさんって丑年と子年なんだな〜とか、見た目は似てるけど性格は結構違うんだな〜とか、そんな阿佐ヶ谷姉妹知識だけが増える本。
あと阿佐ヶ谷に住んでみたくなる。

お2人の同居生活や引越し騒動だけでなく、それぞれが書いた小説や対談まで載っていて、本当に盛り沢山。

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2025年09月15日

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ネタバレ

6畳で仲良く暮らしている阿佐ヶ谷姉妹さんのエッセイ。同居の中で、面白くて楽しいことも、苦労することもあるんだと笑えた。相手に期待し過ぎないことも必要だし、この2人だからこそ楽しく暮らせるのかなぁと思った。肩肘張らずにいられる関係って憧れだけど、難しい。阿佐ヶ谷の皆さんの温かさにもほっこりした。

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2025年09月05日

Posted by ブクログ

極上にほっこり!
2人の世界観に癒された〜
みほさんとえりこさん、性格はまったく違うけれど、どこかで深く通じ合ってる部分があって。
そんな人に出会える人生って素敵だなと思った。

2人の小競り合いもクスッとできて面白かった。

大家さんや中華料理屋さん等、周囲の人も愛が溢れていて、ささやかで幸せな阿佐ヶ谷での暮らしぶりが垣間見れて心がほかほかになった!

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2025年07月10日

Posted by ブクログ

癒された〜〜〜!
良き友人であり、良き相方でもある。
でもちょっとイライラするときがあったり。と
2人の日常生活が垣間見えるようなエッセイ。

阿佐ヶ谷姉妹の布団事情が1番好きだった。

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2025年07月08日

Posted by ブクログ

電車で読んでいて思わず笑みが溢れてしまった初めての本だった。ラジオを聴いているみたいなゆるさが心地よかった。短編のお話も素敵で、ゼリーの方はすごく食べてみたくなった。

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2025年06月18日

購入済み

まだ途中ですが

楽しく読まさせていただいています。ドラマで知ったものですが、クスリと笑わされる一文や、あ、あるあると思うところなど共感するツボが満載です。

#笑える #ほのぼの #癒やされる

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2022年09月28日

Posted by ブクログ

以前から、仲良しでほのぼのした雰囲気のお二人が好きでした。
今回こちらのエッセイを読んで、自分がイメージしていた通りのお二人の姿がそこにあったので、とても親近感が湧き暖かい気持ちになりました。
こんな風に、家族の様に親しんで過ごせる友人がいたら人生最高です☆

そして、お二人の文才にもビックリ…
間に載せられている小説も、情景が浮かんで面白かったです。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

ドラマきっかけで購入。どこか地元の温かさを感じ懐かしくなった。それぞれの話でお互いの軽い悪口を言ってるのも、長年連れ添った夫婦みたいでとても良い。

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2025年08月30日

Posted by ブクログ

お二人とも口調がとても優しくて、なんとも上品!スラスラ読めました。
お二人のほのぼのとした日常がとっても楽しそう。エリコさんはよくみほさんに怒ったりしているのに、口に出したりせず、相手を理解しようとご自身の解釈や見方を変えられていて仲の良さが十分に伝わってきました。
あまり2人のことを存じあげていなかったのですが、本書で本物の姉妹ではないという事を知りました。笑

「モヤモヤする気持ちに感謝の気持ちでフタをして」
良い言葉ですね。

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2025年06月18日

Posted by ブクログ

のほほん。
のほほんだ〜。癒される日常。こんな風に毎日を一緒に過ごしてくれる関係っていいな。

お二人の生活の中でお互いを思う優しさが身に染みる。ワードセンスが素敵!
ご近所さん付き合いもいいな〜。阿佐ヶ谷に行ってみたくなった。

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2025年06月16日

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