あらすじ
倒れたかすみさんを救うため、土地神は山の神のもとへ。山の神から告げられた、かすみさんの秘密とは…? そして、互いを想い合う土地神夫婦の行く末は……Twitterで人気の、ピュアすぎる神様とその奥さんによる神近感MAXラブコメ、堂々の完結! 描きおろしは約30ページの大ボリュームで収録!
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人の思いが神様を強くする
ニュース記事からつまみ読みしていて気になったので全巻購入して一気読みしました。
最初は村で一番若い女が35歳未亡人か~村の少子高齢化だったらあるあるだな・・・と思っていたんです。神様が生娘を希望する・・誰とも比べられないからと思えば若い娘の生贄伝説も妙に納得できたりして。私の中ではこの最初の設定がハマって1~3巻までは笑いながら読んでました。3巻の最後でお互いが大事でもう少し踏み込むところで忘れていた記憶が出てくる・・・あれ?と思って最初に戻り、4巻に突入しました。
嫁の名前を呼べないところは最初の方から伏線??なのかと改めて読み返して、読み返して・・・やっぱり最後は村が・・・。
こんな感じの歴史を辿った「村」は多いのではと思いつつ、山桜の新芽に生命力の強さに自分の田舎を思い出したのでした。
深かった〜
素敵なお話でした。
これまでのナゾがイロイロほぐれてつながってます。村で一番若いのがいい歳の後家さんだったかまでも!ちゃんと意味があってて、読み応えありました。
私は一回読んだだけではイマイチ理解できなかったので、繰り返し読みました。
様々な優しい想いも繋がってきていて、読後、よかったなぁとしみじみ思えました。
ラスト、儚げな現実もグッときました。